ヨガポーズは大地に根づき、空へ伸びる

奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。

昨夜の健活ヨガに参加された方が素敵なヨガマットケースを持っておられました。
お一人はきれいな布でヨガマットを包んでおられました。
もうお一人は、背中に背負えるもの。

お洒落!かっこいい!ヽ(*´∀`)ノ

私は・・・1000円の何の変哲もないものです。
はい、女子力低いです。
オッサン力は若い頃から高いんですけどね、反省(苦笑)。

大きな布をヨガマットケースにするというワザ、調べたら下記のサイトに紹介されていました。
めちゃかわいらしいですね。

アフリカ布「カンガ」で包む “ヨガマット ケース”

体幹って何なん?

さて、8月の健活ヨガは「体の幹を感じてみよう」ってな感じで、体幹意識を少々アップしてポーズに取り組もうと思っています。
昨夜はザ・ヨガの代名詞、トリコナアーサナ(三角のポーズ)を行いましたよ。

トリコナアーサナ

体幹は広義では、胴体の部分。
狭義ではお腹を取り囲む筋肉(腹横筋、多裂筋<たれつきん>、骨盤底筋群、横隔膜)を指します。
割と曖昧に使われていることが多いです。

背骨を健やかに、手足を軽やかに

私自身は、姿勢=背骨の健やかな状態を維持する力ではないかと思っています。
何せ人間は脊椎動物で、背骨には各部位へ指令を送り、各部位からの情報を受け取る神経が走っています。

そして、姿勢を保持する力は、動きを生み出す土台にもなります。
木は大地と空、双方へ向かって伸びています。
風が吹いて幹がしなっても、また元の姿へ戻ります。
このどっしりした幹のおかげで、枝葉は自由に、軽やかに揺らぎます。

ヨガポーズのポイントは木と同じで、大地に根づき、空へ伸びます。
そして心地良い双方向へバランスを呼吸とともに味わっていきます。

鍛えるというよりは、使う使わないだと思います

私たちは重力の影響を受けています。
レッスン最後に行う大の字のポーズ、シャバアーサナのような、重力にお任せのポーズは、上へ伸びる必要はありませんよね。
けれども他のポーズは、重力に負けない力が必要になってきます。
その力で姿勢を維持して初めて、手足が軽やかに動くのではないでしょうか。

体幹を鍛えるポーズと言えば、プランク(板のポーズ)が有名です。
プランクポーズ

シンプルでキツいこのポーズが好きですが、このようなポーズをしなくとも、ちょっとした意識の持ち方で、体幹スイッチは入るように思います。
それは背骨を健やかに保つことです。

鍛える鍛えないというよりは、使う使わないが大切ではと感じています。
ヨガポーズで感じた体の動きを日常生活に活かしていただければ嬉しいですし、私ももっと体験を重ねていこうと思っています。

自然な老化は仕方ないですが、使わずに退化することは避けたいアラフィフです(笑)。