互いが互いを癒すこと

奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
去年、熱中症からパニック障害を10年ぶりに再発してしまい、休養中でしたが、ゆるゆると再開させていただくことになりました。

日程、お申し込みは下記までお願いいたします。
ヨガの和ほこほこ互助倶楽部のお知らせ

さて、今日は誰かと(みんなで)ヨガをすることの意味について書きたいと思います。

解消したいものがある〜ヨガを始めるきっかけ

さて、ヨガを始める皆さんは何かしら「解消したいもの」「決別したいもの」が動機になっていることが多いのではないでしょうか。
若い方でも目的を持っておられる方が大半です。
切実な悩みを抱えている方も少なくありません。
楽しそうに通っておられた方が「実は・・・」と後でヨガを始めたきっかけを話されることもあります。

体のことで言えば

・運動不足解消
・ダイエット
・腰痛や肩こりなど体の痛み
・病気による症状の緩和

痛みや、体に関する悩みは解決の糸口がなかなか見つかりません。
何か自分でできることはないかという思いで来られます。

心のことで言えば

・精神的なストレス解消
・気分転換
・メンタルの病を改善したい
・自分に自身が持てるようになりたい
・お友だちが欲しい

などが多いように思います。

女性特有の悩みにヨガ

そしてもう一つ、大きな動機になるのが、これらが複合した女性特有の悩みではないかと感じています。

自律神経を整えたい

ホルモンバランスを整えたい

月経痛を解消したい

PMSを緩和したい

妊活の体作り

更年期障害を和らげたい

マタニティ期の不安や運動不足を解消したい

産後の体を整えたい

 

これらの悩みに共通する症状が、

めまい、むくみ、気力不足、頭痛、腰痛、過食、食欲不振、睡眠問題、月経異常、落ち込み、イライラ、不安、年をとることへの戸惑い
女性特有の悩み

などなど。
どれも医療機関を受診しても、器質的に問題はありませんと言われたりします。
検査で異常が出ないのはありがたいことですが、つらい症状は残ることになります。

器質的に問題がない症状は、もちろん症状もつらいのですが、一番つらいのは

「つらさをわかってもらえない」

ことではないかと思います。
私自身、家族にわかってもらえないところが多々あります。
実母は、更年期症状がほとんど出なかったので、わからないそうです。
孤独に向き合っている方が多いのです。

誰かと一緒にヨガをするメリット

ところがこのようなつらさ、女性が数人集まれば、誰かが経験していたりします。
そして経験のない女性も他の経験則により、聴く耳を持ってくれます。

「わかるわかる!つらいね」
「わからないけど、つらそうだね」

この一言でどれほど救われるでしょう。
女性は共感力が高いと言われているので、互助ができるのですね。
誰かとヨガをするということは、こういうメリットがあります。

病を得た方たちが患者会を結成するのも、情報交換とともに、わかりあえることで孤独を減らし気持ちが癒される、それが治癒へのパワーとなることがあると思います。

ヨガは女性特有の症状に効くのか

さて、症状がヨガで緩和されるかどうかです。
これは、残念ながら緩和される場合もあるし、緩和されないかもしれないという曖昧なお答えしかできません。

私自身、改善されたこともされないこともあります。
私は五十肩や腰痛はありません。
むくみもありませんし、快食快便です。
けれどもホルモン変動や低気圧に伴う頭痛や肩こりはあります。
疲れやすい体質はなかなか治りませんが、体を嫌うことはなくなりました。
落ち込みは・・・大幅に軽減されました。
ヨガは私の人生を一緒に走ってくれる伴走者であり、お守りであり、支えてくれる土台です。

人の体、そして心は千差万別であり、何が引っかかってその症状が起きているのかもまた千差万別です。
加えて、医者でも神様でも預言者でもないので、「改善されますよ」とは言えません。

ただ、自分の経験から言えることは、自分と向き合って自分に問うていくこと、引っかかりを癒していくこと、受け入れることができるようになるかもしれないということです。
そして、すぐに答えは出ないし、答えは1人1人違うということです。

もちろんゆっくり呼吸をしたり、体を動かした後はスッキリ!!
これはすぐ感じる方が多いですよ♫

ヨガを誰かとすることは、自分で自分を癒すことに加え、互いが互いを癒すことがプラスされます。
私はこれを2人目不妊で出会ったヨガで経験しましたが、導いてくださった先生への感謝と同じくらい、一緒にヨガをした仲間に感謝しています。

 

ヨガの和ほこほこ

 

アメブロ 更年期ヨギーニの忘備録