シャバアーサナ〜丁寧に体をゆるめていく

奈良市菖蒲池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
(現在、体調不良で休講させていただいております)

朝夕になると虫の声が聞こえてくる季節になりましたね。
早朝や寝る前にシャバアーサナをしていると、心地良いBGMになっています。

前回、リラクゼーションポーズとして、シャバアーサナ(くつろぎのポーズ)をご紹介しました。

毛布やバスタオルなどで、ちょっと関節を支えてあげたり、目をアイピローやタオルで覆うだけで、リラックス度が深まりますという話でした。

けれども、シャバアーサナになったら即、緊張がほぐれてリラックス状態に入れるかと言うと、少々意識的にゆるめていくことが必要です。

顔をゆるめる

私の場合、まず顔をゆるめるところから始めます。
試しに口角を少しあげてみてください。
体がゆるむ感覚を感じる方がおられるかもしれません。
表情ってこころと直結していますものね。

●口はぎゅっと結ばず、軽く微笑む

●眉間は寄せずに、左右に引き離していくイメージ

●上まぶたをやわらかく

●頭の毛穴は全部開いていくイメージ

●奥歯はかみしめない

●髪の毛をくくっている方は、首が傾くので、横ぐくりにするか、はずしたほうが良いかと思います

●力が抜けにくい時は、一度ギューッと力を入れたり、「あーいーうーえーおー」と大きく口を動かすのもあり♪

 

微笑み

肩と首をゆるめる

どこからゆるめてもいいと思うんですが、私は両腕を脇から少し離した後、肩を脚方向へ押し下げることから始めます。
そして首を長く保ちます。

脱力しているつもりでも、肩や首は普段の癖が出て、緊張していることが多いです。
猫背で胸周りが突っ張った感じがする方は、肩の下にタオルなどで支えを作ってみてください。

 

 

 

力の入りやすいところ

私は足元から順番に力を抜いていきますが、お好みでええんとちゃうかなと思います。

下記、力が入りやすいところなので、意識的に力を抜いていきましょう。
抜き方がわからない、抜きにくい時は、一度力を入れると抜きやすいです。

●つま先、手の指→一度ぎゅーっと握ってからゆるめる

●股関節→脚の付け根からぶらぶら

●お尻
→腰が反っていたり、股関節に力が入っていると力みがち。反りはタオルをたたんでで埋めると楽になることも多いです。
お尻が均等に着かない時は浮いているほうをタオルで埋めます。

●背骨→ゆらゆら揺らす

●胸→日常生活は前のめりな生活が多いので、胸を開くストレッチを少ししておくと開きやすいです。
呼吸のしやすさにつながるので、シャバアーサナだけやる時は特に大切♪

 

イメージでさらにリラックス

お風呂にゆったり〜、草原で大の字、プールにぷかぷか浮かんでなど、気持ちよいイメージを浮かべます。

「ゆるゆる」「まったり」など言葉でもいいですね。

シャバアーサナ 

呼吸は脱力していくと自然にゆっくりと心地良いリズムの呼吸になるかと思います。

脱力は何度も何度も繰り返すと、体が覚えていきます。
マタニティさんは、陣痛の合間に、脱力が上手だと体力温存ができますね。

ヨガのポーズは動くことばかりが注目されますが、動かないこと、ゆるめることは同じくらい大切です♪
丁寧に体をゆるめていくと、こころもゆるんでいきます。
秋の夜長、少しだけ<何もしない時間>を作ってみませんか。

 

★アメブロ「更年期ヨギーニの忘備録」