足の指を動かす習慣を

奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
(現在、パニック障害治療中のため、レッスンを休講しております)

毎朝、ヨガはしておりますが、熱中症でバランスを崩してしまった自律神経を整えるため、キツいヨガではなく、ゆるやかなヨガをしています。
加えて、食欲旺盛。
その結果、体脂肪がえらいことに。
(´Д`;

アラフィフになってから太ったり、痩せたりを繰り返すとですね・・・腹と顔がたるみます(過去に実感済み)。
加えて、ジーンズがパンパンでございます(涙)。

足ゆび力?

さて、数ヶ月前に奈良の書店でこんな本を見つけましたよ。
その名の通り、足の指の重要性、ほぐし方、鍛え方、衰えた時の影響について書かれた本です。

かつて、日本人の履物は草履や下駄でした。
伸び伸びと足を開き、地面を踏みしめて歩いていました。
道路も塗装されておらず、デコボコの道を歩くためには、足指を上手にコントロールして歩くことが必要でした。
裸足で家の中を歩くことで、足裏から繊細な感覚を感じ取ることもできました。

それに比べて現代人は足指を使う機会が減っています。
動きがとれない靴の中に足が閉じこめられ、、塗装した道を歩きます。
歩く時に足指を使う機会はありません。
足指で地面を踏みしめる力は退化していきます。

その結果、脚や腰、背骨と足の上に連なる体に弊害が生じる可能性はいなめません。

なかなか痛い、足指ストレッチ

私は家でヨガをする時には、足の指をストレッチしています。
広げたり反らせたり折り曲げたり。
手の指を入れて握ったり。
片足だけ行って、両足の感覚を感じると、ストレッチした足の血流が良くなり、軽く感じます。

特に痛いのが折り曲げる動作。
指のマタからではなく、赤い点のところ、上から数えて三つ目の関節から折り曲げるのがポイントです(足指の付け根は赤い点のところです)。

足指じゃんけん、できますか?

現代人は意識しないと、足指を鍛えたりストレッチすることができません。
お子さんと遊び感覚で、テレビを見ながらなどでかまわないので、足指を使いましょう♪

この時、意識したいのは、足の先から数えて三つ目の関節(親指は二つ目)から、しっかり曲げることです。
ポコポコと関節が浮き出るように曲げてみましょう。
浮き出ない関節がある場合、その指の力が衰えているかもしれません。

最後にグーにしたまま足首を伸ばしてみます。
これ、苦手は人(私です)にはけっこうキツいです。

この足指じゃんけん、扁平足防止にもなります。

ヨガのポーズでも足指を意識します

ヨガのタダアーサナ(山のポーズ→立つポーズ)の時も、しっかり足指を開いて立ちます。
地面に接する面積が少しでも広いと体が安定しやすいです。

タダアーサナ・山のポーズ

立位のポーズでぐらつくなあという時は、足指が縮こまっていないか、確かめてみます。
私は片足立ちのポーズが苦手なのですが、足指のストレッチをした後にやると、少し立ちやすくなりますよ。

これから寒くなってくると、どうしても末端は冷えがち。
しっかりと足指を動かすことで、冷えも解消していきましょうね。