アナトミック骨盤ヨガの特徴 ー 奈良の地より

奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
去年、熱中症からパニック障害を10年ぶりに再発してしまい、休養中でしたが、ゆるゆると再開させていただいております。

スケジュールはこちらから
体験参加は随時受け付けております。

昨日は大和西大寺の自分薬局さんで開催されている「西大寺マルシェ」へ。
秋篠町の「おかしとベーグル kinako」さんのパンやクッキー、ベーグルはとっても美味しいのです。
味に深みがあり、口に入れた瞬間にふわっと良い香りがします。

 

さて、11月1日〜4日まで鍼灸師でありヨガ指導者でもある内田かつのり先生が解剖学に基づいて考案された「アナトミック骨盤ヨガ」の指導者養成講座を受けておりました。

この講座を受けるまでの経緯はアメブロに書かせていただきました。
★不定愁訴改善への気づき

こちらでは、女性の皆さんに向けて、アナトミック骨盤ヨガの特徴についていくつか説明させていただきたいと思います。
ただし、教わったことと、今まで体験したことがベースです。
ですから、まだまだ重ねて、自分に落とし込まないとわからないことがある点、ご了承の上、お読みください。

特徴その1:能動的であること

気になる症状や治したい痛みがある時、医療機関にかかったり、鍼灸や整体などで診ていただいたり、漢方を飲んだりと、皆さん、色々取り組まれていることと思います。

その延長線上にヨガもあると思っています。
特にアナトミック骨盤ヨガは医療行為や治療行為と違い、自ら積極的に動いて熱を作り出し、代謝をアップさせます。

自分の意志で行うということの利点を私の体験の中でお伝えするとすれば

●たくさんの気づきを得ることで、セルフケア力が身につく
自分の意志で体を動かすということは、受動的な治療よりも、自分の心が持つ傾向、体の癖などが如実にわかります。

●自力整体である
気づきを得ることで、自ら改善する道が開けます。
自力整体的なヨガであると言えます。

●自分の力で、できることがあるという自信が生まれる
不定愁訴や痛みで日常生活が脅かされると、自信を失いがちです。

私もそうです。
不妊に悩んでいた時、パニック障害や潰瘍性大腸炎で行動が制限される時、そして更年期症状で思うように体が動かない時などは、もどかしい気持ちになります。
今でも時々「なぜ私の体はこうなのだ」と気弱になることがあります。

薬や他の療法での限界もあります。
そんな中、自分でできることがあるというのは、失った自信を回復させる力があると感じています。

特にアナトミック骨盤ヨガは「頑張ること」で効果が出ます。
私も忘れていた「頑張ること」の楽しさ、心地良さを思い出すことができました。
それは自信へとつながります。

特徴その2:自律神経にアプローチする

自分の意志とは別に、無意識に働いている自律神経の領域と、意識的に動かせる領域、どちらの領域にも存在する「呼吸」を変える、コントロールすることが、ヨガが自律神経の調整に効果があると言われる所以です。

加えて、骨盤周辺には身体をリラックス方向へ導く副交感神経がたくさん存在しています。
朝日と共に起き、日が暮れると眠るという生活ができず、デジタルに囲まれ、長時間労働や、ワンオペの家事育児、終わりなく続く介護など、現代人は交感神経が優位になりがちです。

そんな中、骨盤周辺の筋肉へ積極的にアプローチするアナトミック骨盤ヨガは、副交感神経を活性化することが望めます。

特徴その3:究極のリラックス

休日にずっと寝ていると重だるくなった経験はないでしょうか。
また、動いていないのに考えすぎで疲れてしまうことはないでしょうか。

現代人は思考優位で生きており、脳疲労という言葉もあるように、脳が疲れています。
結果、休む神経である副交感神経が反動で優位になり過ぎて重だるくなったり、頭の使い過ぎで疲れたりします。
私が瞑想をオススメし、自らも実践しているのは脳の疲れをとるというのも理由の一つです。

アナトミック骨盤ヨガは、身体を理想的な姿勢でのポーズへ近づけるべく、集中して行います。
この行為には余計な思考が入る余地がありません。
それは瞑想で言う、一心(いっしん)の状態です。

動く瞑想であるとも言えるでしょう。
筋肉の偏りによる疲労や、脳疲労を取り除くことで、澱んでいた体はリセットされ、最後には究極のリラックス状態がもたらされます。

動くことと休むことは、対立ではなく、セットであるとことがわかります。
筋肉は収縮するのが仕事です。
使わない筋肉は衰え、縮むことも、伸びることもできなくなり、かたまります。

能動的に自らの意志でしっかり動くことによって、より深いリラクゼーションが得られるのです。

特徴その4:初心者でもできる

アナトミック骨盤ヨガには、ありえないようなアクロバティックなポーズは出てきません。
骨盤周辺の筋肉にゆっくりとアプローチする動きです。
ポーズができるかどうかではなく、自分で自分の体に効かせることができているかどうかが判断基準です。

一見、シンプルに見えるポーズや動きでも、驚くほど体に熱が作られ、筋肉は鍛えられ、緩みやすくなることを体感できるかと思います。

検索すると「きつい」という表現が登場するかと思いますが、それは山登りのきつさに似ているのかなと思います。
複雑なポーズへのきつさではなく、シンプルな動きの中にある粘りを必要とするきつさです。

何度かシンプルという言葉を出しましたが、シンプル=簡単ではないことも付け加えておきます。
無意識にできるポーズは1つもありません。
「きちんと立つ」ことが簡単ではないのと同じです。
だからこそ、初心者が丁寧に取り組んでいけるメソッドです。

期待できる効果

私自身、学んだばかりであり、体験が浅いので、下記は内田先生から伺った期待できる効果になります。
体験を深めていくと、他にも女性に嬉しい効果がありそうな予感です。
アラフィフ、精進します。

腰痛改善
内臓下垂改善
自律神経の安定
免疫力の向上
ホルモンバランスの調整
睡眠の質の向上、不眠症改善
低体温の改善(筋肉が増えるため)
リンパの流れ改善
骨盤底筋トレーニング
脳疲労をとる
ダイエット効果

アナ骨は驚くほど汗がたっぷり出ます。
ホットヨガのように外側からではなく、自分の内側で熱を作ります。
これはお肌にも良さそうです。
筋トレ要素がかなり入っているので、筋肉が活性化し、柔軟性も向上します。
(これは体験済みです)

^_^

最後に〜興味を持たれた方へ

中断の向かって右から3人目、先生の隣の隣が私ですが・・・・
目をつむってますね(苦笑)。

レッスンの中でエッセンスを取り入れることは現段階でもやっていく予定ですが、ご要望の方には体験レッスンも考えております。
もうしばらくお待ちください。

今すぐ、体験したい方、偶然このブログをご覧になられた方は、下記、リンク先に登録されている先生方がいらっしゃいます。
ヨガ解剖学アカデミー卒業生紹介

登録されていなくてもレッスンをされている先生もおられるので、お住いの地名+アナトミック骨盤ヨガで検索してみてください。
奈良にもおられます。

1人でも多くの女性が不定愁訴や痛みから救われて欲しいのです。
こんな言い方をすると優等生っぽく感じられるかもしれませんが、偽らざる気持ちです。
そして、私自身、自分で自分を救おうと思いながら、ヨガと向き合っております!
ヽ(*^^*)ノ