肩甲骨ヨガ®️ 肩が軽くなると心も軽くなる 

奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。奈良は極寒ですが、若草山の山焼きも行われ、蝋梅も咲き出し、少しずつ春へと向かっています。

さて、先日、峯岸道子先生が編み出された肩甲骨ヨガ®️のステップアップ講座パート2を受講しました。先生は体がよりよく動くための操作を日々編み出されている方です。

神さまが与えた体の仕組みに沿った独創的な操作は、心地よく、力強く、何より「おもしろい」「楽しい」です。

皆さんは赤ちゃん、幼児の頃、自分の身体で遊んでいたと思います。自分の身体が楽しいおもちゃだったんですね。肩甲骨ヨガは夢中になって遊ぶ楽しさ、その先にある変化を味わえます。

私は肩甲骨ヨガがますます好きになりました。身体ってなんておもしろい、楽しい、よくできたものなんでしょう!

 

 

肩甲骨の仕事は何?

肩甲骨は背中に左右ついている三角形の骨。

肩甲骨の仕事は鎖骨と二の腕(上腕)と連動して、肩や腕を動かすことです。肩甲骨にはなんと17個もの筋肉がついています。力を生み出す元締めみたいですね。

肩甲骨は鎖骨や肋骨を介して背骨ともつながっています。巻き肩や猫背など、身体にとって負担な姿勢を日常的にとっていると、肩甲骨の動きも悪くなっています。
言い換えると、肩甲骨の動きを良くすれば、肩の負担が減るだけでなく、姿勢改善にもつながるということです。

肩はなぜこるの?

頭の重さ

二足歩行になった私たちは重たい頭を1番上に持ってきました。頭は5キロくらいありますが、それを首肩が受け止めています。ちょっとでも頭の位置がずれたら、負担は増加します。新型コロナウィルスの流行や、スマホの登場で私たちの首肩まわりは悲鳴をあげているのではないでしょうか。

 

腕の重さ

私たちは四足動物と違い、腕をぶら下げて歩いています。なんとその重さは片腕3、4キロもあるのです。真下にぶら下げている状態ならまだしも、イライラして肩が上がったり、スマホを持つ姿勢は、首肩まわりの過緊張を生み出してしまいます。

肩こりは人間が二本足で立ち、腕を獲得したからこその悩みなんですね。

ゆるめるための肩甲骨ヨガのお約束

ゆえに、肩甲骨ヨガでは、頭を支えない、腕を持たない姿勢でポーズや操作を行い、緊張をまずゆるめます。筋肉に仕事(収縮)をさせない状態にして、リリースするのです。

これはとろけるように心地よいワークです。

ゆるめたあとは鍛えて

体はだだ柔らかいだけではなく、重力に負けないように動く、動かないようにすることも大切です。肩甲骨は様々は腕の動きを作り出しますが、「動かないように固定する」動きも大切です。

肩甲骨を動かす筋肉は、体幹を支える筋肉とつながっています。柔軟性と筋力はセットですね。

対面でもオンラインでも肩甲骨ヨガ

あやめ池での対面レッスンでは、肩甲骨ヨガのレッスンをしております。オンラインではベーシックヨガの中に組み入れております。また、下記の日程で肩甲骨ヨガをいたします。首肩まわりをゆるめると、シャバアーサナという大の字仰向けのリラックスポーズで、ペターッと背中が地面に吸いつくような心地よさが得られます。

五十肩の後遺症など、肩まわりが動かしにくい方にもできる動きはあります。子育て中のママも、更年期で肩こりがひどい方もぜひお試しください。