アナトミック骨盤ヨガの“ミソ”は自律神経のゆらぎ
奈良市あやめ池・西大寺・学園前地域と、近鉄奈良船橋商店街、オンラインでヨガレッスンをしておりますヨガの和ほこほこのNaoです。
当教室ではアナトミック骨盤ヨガ®️を
・毎週月曜の対面
・隔週土曜の対面
・毎週水曜夜のオンライン
と、やっています。何事もそうですが、継続することでぼやけていた感覚が少しずつ磨かれ、動けるようになり、気づけるようになり、変化が訪れます。
初回でも「めちゃくちゃ汗をかいた」「キツかったけどすごくほぐれた」とおっしゃる方が多いです。アナトミック骨盤ヨガでは自重を使って筋力を強化していくポーズが目を惹きます。

でも、それだけじゃないんです。
筋トレ、ピラティスの目的
アナトミック骨盤ヨガ、筋トレ、ピラティスの違いとはなんでしょうか。私なりの答えです。

筋トレ
私は自重を使ったものしかほぼしたことがないことを先にお伝えしておきます。
目的はざっくり書くと筋力アップになるのでしょうが、人によって筋力アップの目的は違うと思います。
- ボディビル、フィジーク:筋肉の美的要素を追求するため
- ダイエット:筋力をつけ、基礎代謝をあげて太りにくい体を作るため
- ボディメイクのため
- 老化予防、一生歩ける体を維持するため
- メンタルケアのため:成長ホルモンやセロトニンなどの分泌によるストレス解消、認知症予防
目的によって筋肉を「肥大」「維持」「引き締め」など変わります。

ピラティス
私はピラティスのインストラクターではないですし、ピラティスにも色々方向性があるのだと思います。私が以前、ピラティスを習っている先生にヨガとの違いをうかがったところ
「ピラティスはコントロロジー」
と答えてくださいました。
自分の身体をコントロールできるように再編成していく術。効率よく、楽に、身体を操作する術でしょうか。無駄な力を手放し、必要な力を使えるように身体をリフォームしていくことが本来の目的なのかと思います。
ヨガもそうですが、メソッドは広がっていくと、目的が分散されますので「ピラティスってきつい体幹トレーニングだよね」という方もおられるのでしょう。

アナトミック骨盤ヨガが他の身体メソッドと違う点
アナトミック骨盤ヨガとの違いについてです。
筋力アップだけなら矢継ぎ早にその部位を攻める
筋肉が痛くなるまで狙った部位を収縮させる。10回×⚫︎セット、みたいな形ですね。
対してアナ骨は自重を使って、ゆっくりじっくり動きます。狙う部位はありますが、ヨガポーズは協調していろんな部位を動かしていきます。

ゆるやかなムーブとキープ
私はよく「のろのろ運転で」「かたつむりのように」「能役者のように」なんてお伝えしております。
アナ骨は
ゆっくりゆったり
動きます。
- 反動を使わず、じっくり筋肉を使って動く
- 痛みに気づき戻ることができる
- 自分の癖に気づき修正しやすい
まだ慣れない時に、パッパパッパと動かれてもついていけない、動き方がわからない、そんな初心者の方にこそ、おすすめなメソッドだと思います。

必要不可欠なハァっと脱力、ゆらぎのポーズ
交感神経をあげていくポーズ、時にきつさの中でキープしていきます。山登りのようです。そこからいったん休憩、はぁっと力を抜いていく瞬間、これは平坦な道では味わえない、くつろぎや開放感が味わえます。
アナトミック骨盤ヨガでは、きつい!ポーズの合間に行う、ストレッチ系のポーズなどを「ゆらぎのポーズ」としています。坂を登ったからこそ、副交感神経へゆらいでいくのです。
その自律神経の波、ゆらぎこそ、アナトミック骨盤ヨガの“ミソ”です。
ディープリラクゼーション、幸せなラストシーンのようなシャバアーサナ
がんばり、ゆらぎを繰り返しながら、きつめのピークポーズへ向かいます。そこからゆっくりじんわり、使ったところを伸ばし、シャバアーサナへ向かっていきます。
自分で作った熱が身体中を巡り、動かした部位はほぐれ、少しずつ、副交感神経優位の状態へと心身は変化。サイゴノシャバアーサナは、深くくつろぐことができます。
不思議ですが・・・・いや、もとい、不思議でもないのですが、優しいリラックスヨガより、ずっと深くリラックスできます。
駅まで歩いた時と、がんばって山を登った時を想像してみてください。山を登った後のほうが、体はあたたまり、適度な疲れと達成感で、くつろげる状態にならないでしょうか?アナ骨の後は寝落ちされる方が多いです。そして目覚めた時はスッキリ!

ヨガは絶対ではなく相対的、マイペースでOK
「ついていけないのでは?」というのは、インストラクターの私でさえ、思うことです。そして「ヨガはついていく必要がない」こともわかっていても、人はやはりそこが不安になります。
でもその不安、抱えたまま、マイペースをキープされてください。そういう練習にもなります。
誰のためでもなく、自分のためにやることですから、その日の体調、その日できることでいいのです。どうか続けていただけたらと思います。私自身、これからもこの愛すべきヨガメソッドを実践し、皆さんにお伝えしていくつもりです。

text by Nao

