低気圧の不調とヨガ
奈良市菖蒲池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
若干、いちびった書き出しからフランクに始めたいところですが、心情的に無理な数日間でした。
奈良県の災害ヘリコプーターが岡山県で救助活動をされていました。
去年の3月まで、私は数年間岡山県に住んでいました。
倉敷も時々行く街でした。
他人事とは思えません。
災害は忘れた頃にやってくると言いますが、千葉県でも震度5弱の地震が起きています。
災害はいつでもやってくる、日本ではそう考えておいたほうがよさそうです。
低気圧ってしんどいですね
さて、低気圧が続くと、体がだるくなったり、やる気が出ない、眠い、憂鬱になるという方もおられるかと思います。
私もわかりやすく、だるだるぐだぐだ状態の今日この頃でありました(苦笑)。
これは睡眠時、リラックス時に働く副交感神経が過剰に働き過ぎるからだと言われています。
言い換えれば、昼間、活動している時に入るべき交感神経のスイッチが入らない状態です。
なんで??
低気圧で酸素の量が減る
気圧が下がると、空気中の酸素が少なくなります。
これは上昇気流が起こりやすく、地上の酸素が減ってしまうためだとか。
すると体は軽い酸欠状態に。
体は活動量を落とす=副交感神経を優位にすることで、低酸素状態を乗り切ろうとするんですね。
かしこいやん、体!( ̄□ ̄;)
しかし、です。
活動的に過ごす日中にいつまでも副交感神経が優位のままだと、血圧が上がりません。
血液循環は滞り、肩こりやむくみにつながります。
おまけに酸素や栄養が全身に行き渡りません。
私は今回の大雨では見事に、頭痛復活でした(涙)。
幸せホルモンセロトニンもいずこへ状態
セロトニンは幸福感をもたらす脳内物質。
朝、お日さまの光を浴びると、分泌しやすくなります。
反対に夜になると分泌量が増す睡眠ホルモン、メラトニンは朝になると分泌量が減ります。
けれども曇天や雨の日は太陽という刺激が少ないため、メラトニンの分泌量がいつまでも減らなかったり、セロトニンが分泌しなかったり。
結果・・・・
いつまでも眠い、何だか憂鬱状態に。
ハツラツな自分はいずこ・・・・
ヨガで交感神経スイッチオン!
手軽な方法として、熱いシャワーを浴びるのはおすすめです。
適度な刺激で交感神経がオンになります。
ヨガで言うと体を丁寧にほぐした後は、後屈のポーズを。
背骨には交感神経が通っているので、反る動作で刺激が入り、元気を生み出してくれるのです。
朝起きた時にうーんと伸びながら少し反る、人は知らず知らずのうちに、元気になるポーズをしていますね。
後屈の基本になる、ブジャンガアーサナ(コブラのポーズ)。
ただ、このポーズ、たくさん注意ポイントがあります。
本を見てポーズをとられる時は<腰から反らないようにお腹に力を入れる>これは必須でお気をつけください。
胸を指先でとんとん叩き、後ろで指を組んで胸を広げるだけでも、呼吸が深くなり、酸素をたくさん取り入れることができるので、スッキリしますよ。
ただし、偏頭痛がする時は、ヨガをすると体があたたまって、逆にズキズキすることがあります。
部屋を暗くして、痛む箇所を冷やし、休みましょう。
自分を責めないで
低気圧の日にやる気が出ないのは、天候によるものなので、自分責めはおしまい♪
私はいつもよりハードルを低く設定しております。
え?いつも低いのに?という家族の声が・・・ ええねん、ええねん(苦笑)