ゆるめる、気づき〜ヨガの恩恵
奈良市菖蒲池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
大阪へレッスンに向かう時は、電車の中で本を読んでいます。
ポケットから老眼鏡を出して・・・一つ、二つ、三つ!?
数珠つなぎに3つの老眼鏡を入れておりました。
阿呆なアラフィフです(苦笑)。
私は40歳過ぎから老眼が始まり、45歳から急激に悪化しました。
文字が見えないと何もできないですよね、不便です。
^_^;
さて、今日は菖蒲池の教室で、第一回目の「呼吸×ゆるめる なごみヨガ」の日でした。
貸し教室カラフルさんからの眺め♪
若草山も菖蒲池も一望できる気持ちよい場所です。
奈良女子さん&奈良女子ガールちゃんでヨガ。
呼吸とゆるめることを軸にまったりと動いていきました。
ゆるめるってどういうこと?
以前、生徒さんに「ゆるめるって何ですか?」と質問されたことがあります。
人によって言葉の使い方はまちまちかもしれませんが、私にとってゆるめるとは、力が入っていない状態のことです。
ちなみに辞書(大辞林)では
① 強く締めつけていたものなどの力を弱める。ゆるくする。 ⇔ しめる 「ねじを-・める」 「少し縄を-・める」
② 精神の緊張を弱くする。 「相手をあなどって気を-・める」
となっています。
筋肉の仕事は縮むこと
筋肉の仕事は<縮んで体を動かすこと><姿勢を保持すること>。
骨を動かすのも、心臓を動かすのも筋肉ですね。
重力に立ち向かって立つという姿勢を保持するのも筋肉です。
内臓は自分の意思では動かせませんが、骨(関節)は自分の意思で動きます。
関節の動きは対になっているので、仕事をした筋肉と対になる筋肉は“結果的に”伸ばされます。
例えば、前屈の動き。
アルダウッターナアーサナ(半分の前屈)。
裏ももが伸ばされて痛いという感覚が一番強いかと思います。
これは前ももが膝を伸ばす&股関節を曲げるために縮み、結果的に裏ももが伸ばされている状態です。
逆に裏ももが縮むと、前ももが伸ばされます。
ですから、ストレッチをしてどこかの筋肉を伸ばすと、必ず対になる筋肉は縮んでいます。
強烈にストレッチすれば、強烈に縮めている筋肉が存在します。
仰向けで脱力する
ゆるめるとは辞書にあるように、強く締めつけていた力を弱めることです。
腕を曲げ力こぶをぎゅーっと出した後に力を抜いていく・・・そんな動作です。
筋肉が仕事をお休みすると、神経も休まります。
立つ、座るなど重力に立ち向かっている時は、姿勢を保たないといけないので、ゆるめにくいですね。
ですから、今日は重力にお任せの仰向け姿勢で全身の力を抜くことから始めました。
普段ずっと縮んでいる場所はゆるみにくくなっていることを感じるかと思います。
縮みっぱなし、伸びっぱなしでフリーズしてしまい、筋肉が伸び縮みできなくなってしまうんですね。
気づきという恩恵
だからアカン、わけではありません。
気づけてラッキー!です。
自分の体であっても、静かに横たわった状態で細部に意識を向けないと、ゆるみにくい部位になかなか気づけなかったりするのです。
ラストはリラックスポーズの王様?女王様?
シャバアーサナ。
ゆるみきれない部位は、違和感として体が教えてくれます。
猫背になっていると、肩が大地に根づきにくくなります。
体がどちらかに回旋していると、お尻や肩甲骨が均等に沈みにくいです。
誰かに指摘されるのではなく、自分の内からの気づき。
これはヨガポーズの大切な恩恵の一つです。
体験で参加してくださった奈良女子さんの皆さま。
お疲れさまでした。
ご自分のペースでまたご参加いただけたら大変嬉しいです。
^ ^
※子連れ参加はケースバイケースでさせていただいております。