前屈ポーズは心身と向き合うワーク
奈良市菖蒲池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
ああ、帰ってこんでもええのに、かえってきはりましたがな・・・
猛暑日リターン!!
ヽ(;´ω`)ノ
この夏は猛暑と豪雨しかないんでしょうかね。
日中の太陽が暴力的過ぎます。
ヽ(;´ω`)ノ
もうこの顔文字連打状態(苦笑)。
皆様も引き続き、熱中症にお気をつけください。
前屈とは?
イオンの玄関前。
金魚さんも帽子をかぶっていましたよ。
今月は前屈にフォーカスしてやっております。
読んで字のごとく前屈は「前に屈する」動きですが
・股関節を前に曲げる
・背骨を前に曲げる
この2つの動きがあります。
脚を閉じた座位の前屈(パスチモッターナアーサナ)
座位の開脚前屈(ウパヴィシュタコーナアーサナ)
立位の前屈(ウッターナアーサナ)
立位の開脚前屈(プラサーリタパードッターナアーサナ)、全て基本は同じです。
さらに、上記のイラストポーズ、ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ/アドムカシュヴァアーサナ)も股関節を前に曲げる動きなので、前屈と言えますね。
前屈のポイントは順番
ここでポイントになるのが、股関節と背骨を曲げていく順番。
ウッターナアーサナ(立位の前屈)
体は前に倒れているのですが、股関節はあまり前に曲がっていないのがわかるでしょうか。
背骨を丸める動きがメインになっています。
このように背骨の動きを先に行ってしまうと、腰が丸くなります。
すると本来伸ばしたいお尻やモモ裏はあまり伸びません。
加えて腰への負担が増大します。
背骨の中でも腰は前後に曲げる動きが得意です。
人間でも、得意な人がついつい頑張り過ぎてキャパオーバーになることがありますよね。
腰も同じです。
股関節が動かない、動けない分、腰にどんどん負担が増していくのです。
ですから前屈は<股関節を曲げる動きから始めること>が一番大切です。
最終的には背骨もゆるやかにカーブを描きますが、それは最後の最後のお楽しみ?です。
自分の心身と向き合うワーク
また、前屈は
「前に倒れたい」
「人より倒れたい」
「私、なんでこんなにかたいんやろ」
「痛い、つらい、嫌い」
・・・いろんな思いと向き合っていくワークでもあります。
ついつい力んでしまったり
負けず嫌いが過ぎたり
すぐあきらめたり
人より前に倒れていることが誇らしかったり。
・・・・自分の心の癖やコンプレックスが垣間見えます。
頑張ることと無理することの境界線が必ずあります。
頑張る勇気、無理から戻る勇気、マットの上は人生と同じかもしれません。
前屈で期待できること
前屈は副交感神経を刺激するので、最終的に背骨を丸めていく段階ではリラックス効果が得られやすいです。
股関節から前屈するとモモ裏が伸びます。
腰を丸めて座り仕事をしていたり、お腹の力が抜けて、丸腰で立っていたりすると、モモ裏は縮みがち。
気持ちよく伸ばしてあげたいですね。
実は私は「前屈が嫌い」です。
苦手です。
苦手ゆえにどうすれば得意になるのか、試行錯誤しております。
時折、そもそも得意になる必要があるのか?
日常生活には困ってないしええやんかとも思います。
でも人間って前へ進みたい動物なんですよね。
^_^;