自分の体力と上手につきあう
奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
レッスンは少しお休みさせていただいております。
今朝の奈良は快晴でしたが、徐々に曇ってきましたね。
今の体調では平城宮跡も近くて遠いです。
「平城京天平祭 秋 みつきうまし祭り」でビールが飲みたいのに・・・T_T
(そこかい!)。
体力とは何ぞや
さて、私は幼い頃、よく自家中毒になっていました。
自家中毒とは?
これといった原因もないのに、子供の元気が急になくなって食欲不振や頭痛を訴え、やがて嘔吐おうとする病気。自律神経の不安定な子供に繰り返し起こりやすい。周期性嘔吐症。アセトン血性嘔吐症。大辞林より
自律神経が不安定、ははは、今と一緒です(苦笑)。
日曜日に出かけたら、月曜日によくなっていたそうです。
辞書には原因不明と書かれてありますが、おそらく私の場合、疲れが原因だったのだろうと思います。
今もそうですが、体力がないのですぐ疲れるのですね。
<体力がある or ない>
よく使われる言葉です。
私は中学高校と体育会系の部活に入っていました。
友人より泳ぎは速かったですが、体力は友人のほうが上でした。
「あの人はタフ」「スタミナがある」
これらも体力があると同義で使われますね。
体力って何でしょうか。
体力にも種類があります
体力は読んで字のごとく、体の力。
実は体力には種類があります。
まずは大きく2つに分けることができます。
●身体的なもの
●精神的なもの
そして各々、行動体力と防衛体力に分けられます。
身体的体力 | 行動体力 | 運動能力 (走る、投げるなど) |
防衛体力 | 外部からの身体的ストレスに対する抵抗力 (免疫力、体温調節など) | |
精神的体力 | 行動体力 | 意欲、判断力、決定力など |
防衛体力 | 精神的ストレスに対する抵抗力 |
十人十色の体力
学校で行われる体力測定は【身体的体力<行動体力(=運動能力)】になります。
風邪を引かない人、引いてもすぐ治る人っていますよね。
そんな人は【身体的体力<防衛体力】があるわけです。
「あの人は行動力がある」という場合の行動力は【精神的体力<行動体力】があります。
落ち込んでも立ち直りが早い人は【精神的体力<防衛体力】がたくさんあるのかもしれません。
皆さんはどうでしょうか。
全部あるよ!という方もおられるでしょうが、私はここが弱いなあという部分がある方が多いのではないでしょうか。
十人十色、人それぞれですし、年齢や性差、周囲の環境によって体力は変化しますよね。
また、災害や、死別など突然の出来事で、思いがけず急低下することもあるでしょう。
ウィークポイントを知り、早めの対策をとる
私が幼い頃、自家中毒にかかっていたのは【身体的体力<防衛体力】【精神的体力<防衛体力】が少なかったのであろうと思います。
【精神的体力<防衛体力】は、年を重ねてだいぶと防衛力がつきました。
これはヨガのおかげでもあります。
けれども【身体的体力<防衛体力】は今だ低いままです。
気温や気圧などに影響されやすいです。
個々の体力をアップさせることは可能だと思います。
筋力をつける、食事に気をつけるなどできることはありますね。
ただ、生まれ持った体質というのもあります。
「睡眠不足に弱い」
「食事を抜くとダメ」
「人の叱責に耐えられない」
「人混みに出ると風邪をもらう」
「徹夜が無理」
生まれもっての体質は、なかなか強化できないものです。
早め早めの対策をとり、過不足を調整するという自衛手段が現実的かつ、有効ではないでしょうか。
自分の体質をダメと思わず上手につきあっていくことが大切だ思います。
また、心と体はつながっているので、ケアすることで「体が疲れて心が弱った」という他の体力への負の連鎖を食い止めることもできますね。
お子さんの体力
親子、きょうだいでも4つの体力指数は人それぞれです。
家族でお出かけの時、運動会や遠足の後など、疲れやすい場合は、病気の時をのぞいて、その子の体質です。
お子さんの各体力の強さ、弱さを知り、無理のない外出計画や、学校行事で疲れた時は早めに休ませるなど、体質に合わせたケアをしたいものですね。
ヨガでできること
上に書いた表をまじまじと眺めて思ったんですが、ヨガって4つの体力、それぞれにアプローチできると思います。
●アーサナ(ポーズ)
●呼吸法
●瞑想
最強かも♪(・∀・)
アメブロ「更年期ヨギーニの忘備録」