日常に生かせる基本ポーズ
奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
昨日は節分でしたね。
奈良もあちこちの寺社で豆まきが行われていることを知り、行ってみたいなと思いつつ寒さに負けました(苦笑)。
このところ、脂肪のコートをまとっているというのに。
^_^;
東大寺の豆まき、鈴もまかれるんですね。
来年こそは参加したいです!
日常生活でもヨガを意識して
さて、毎日、おうちヨガをする時間を作るのは、忙しい毎日の中ではとても大変ですね。
もちろん、時間を作ってヨガのポーズや瞑想をすることは素晴らしい習慣です。
けれども、ヨガは日常生活の中でのちょっとした意識でも実践可能だと思っています。
その最もたるものがタダアーサナとダンダアーサナという基本ポーズです。
タダアーサナ(山のポーズ)
タダアーサナ(山のポーズ)は“立つ”という基本ポーズ。
あらゆるポーズの起点になります。
足裏から始まり、膝、股関節、骨盤、背骨、肩、そして頭、呼吸、表情。
一つずつ丁寧に観察し、自分の癖を修正していきます。
ヨガはマットの上で行いますが、癖は日常生活で作り出したもの。
ですから、マットの上での気づきは、日常生活へ還元してこそ生かされると思います。
今回はたくさんあるポイントの中の一つだけ。
つま先の向き
です。
足と足の間にはゲンコツ一つ分くらいのスペースをあけると安定します。
そして足の人差し指が並行になるように、正面に向けます。
骨、そして筋肉は連動して動くので、がに股や内股だと股関節の向きや骨盤の傾き、背骨の形状にまで影響します。
日常生活では立つシーンがたくさんありますよね。
いつも気にしてタダアーサナで立ってみてください。
ヨガをする時間がなくても、タダアーサナはできます。
慣れてきたら頭のてっぺんを空に向けてみてください。
つま先の向き、頭の向き。
出発点になる体を両端を揃えるだけで、だいぶ姿勢が変わることを感じられると思います。
私も駅のホームやレジ待ちなど、いつもタダアーサナです。
^_^
ダンダアーサナ(杖のポーズ)
つぎにダンダアーサナ(杖のポーズ)です。
長座とも言いますが、“座る”時の基本ポーズです。
椅子に座る時、畳に座る時などの基本になるということですね。
ですから、日常生活でもどんどん取り入れられるポーズです。
こちらのポーズもタダアーサナ同様、ポイントは多々ありますが、一つあげるなら、
坐骨で座ること
です。
お尻に手を当てるとゴリゴリとしたかたい骨があるのがわかると思います。
それが坐骨です。
下記の画像の一番下にある骨です。
この骨で座ることを意識します。
背骨と連動します
坐骨を意識しながら座ると、骨盤が動くのがわかるでしょうか。
骨盤と背骨はつながっていますので連動して、背骨も動きます。
特に、前後に動きやすい構造をしている腰の部分は影響されやすいです。
イラストのように、坐骨は骨盤の一部なので、坐骨で座ることで、骨盤が前傾も後傾もせず、中立の状態になります。
膝を曲げてかまいません
ダンダアーサナは膝を伸ばして行うポーズですが、その場合、お尻やモモ裏の筋肉がかたいと、坐骨で座れません。
膝を曲げることで、モモ裏の筋肉の張りが和らぎ、座りやすくなります。
坐骨で座ることを第一優先にして座ります。
それでも座りにくい場合は椅子で試してみましょう。
日々の生活の中で癖を治していく
ヨガの中で行うタダアーサナ、ダンダアーサナは長くても数分。
癖を修正するというよりは、癖に気づく時間になるかと思います。
そこから修正していくのは、地道に日常生活で意識を重ねていくことです。
長い時間をかけて出来上がった癖は、なかなか治りません。
それでも、慈しむように楽しんで、新しい習慣をつけていくことが大切ではないかと思います。
もうすぐ卒業式シーズンですね。
お子さんの卒業式に出席される方もおられることでしょう。
坐骨座りで座ると、疲れにくいですよ♪
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