おうちヨガのススメ

奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。

下記画像はあやめ池公民館でのレッスン風景。
・・・なのですが、現在、新型コロナウィルス感染予防のため休講しております。
早く再開したいのは山々ですが、いかんせん、命、健康に関わることなので、苦渋の決断をしております。
ご理解いただけましたら幸いです。

「新型コロナウィルス感染予防のため、しばらく教室を休講します」

 

おうちヨガが私の原点、そして日常

私がヨガを始めたのは2人目不妊に悩んだことがきっかけです。
今でこそ、妊活でヨガをすることは珍しくなくなりましたが、21世紀に入ったばかりの当時はヨガ自体が今ほどさかんではありませんでした。

【画像を見ながら家でヨガ】

そんな中、<不妊 体質改善>で検索して出てきたのがニンヨウヨガ。
ニンヨウは妊孕と書きます。

ヨガを教えておられたのは愛知県の先生方でしたが、不妊に悩む女性は全国にいるということで、実際の教室とは別に、ヨガのネットサークルを作っておられました。
私は当時大阪に住んでいたので、ネットサークルに入会しました。

今のように動画がない時代です。
先生のヨガ画像を見て、説明を読みながら、サークル員は家で実践、感想や質問を掲示板に書き、先生がそれに答えてくださるという形式でした。

手取り足取り教えていただける環境ではないからこそ、自分で時間を作り、ポーズについて試行錯誤を重ね、恥ずかしがらずに先生に質問する、その繰り返しでした。

【家でのヨガが日常に】

ですから、私のヨガデビューはおうちヨガです。
家でヨガをすることは最初から日常でした。
当時、子どもを保育所に預けて映画館で働いていたので、ヨガ教室に通うという選択肢を考えたこともありませんでした。
本も少なかったです、あってもモデルの人がレオタード。
時代がわかりますね(笑)。

 

【不妊に悩む人向けのヨガ教室、大阪支部?が誕生】

その3ヶ月後でしょうか。
先生方が来阪されてのセミナーが開かれ、先生方に初めてお会いしました。
先生の誘導でヨガをした時の感動は今も覚えています。
滞っていた自分の心身に風が吹き抜けました。

その時に、場所を用意してもらえたら定期的に来てくださるという話をうかがい、場所探しが始まりました。

その後、1ヶ月に1回ペースで不妊に悩む人向けのヨガ教室の開催が実現しました。


(関西よつば連絡会さんの新聞に載せていただいた時の写真です)

けれども月に1回以外は、ずっとおうちヨガです。

【自主ヨガサークルへ】

1年後、自分たちでやることで力がつくと先生に背中を押され、仲間たちと自主ヨガサークルという形で再出発しました。
間に私は待望の第2子を授かり、マタニティヨガ→産後ヨガ→子連れヨガになりました。

月3回行なっていましたが、それ以外はやはりおうちヨガです。
そのサークルは私がパニック障害でできなくなるまで続きました。

【パニック障害になっても、再発してもおうちヨガ】

過呼吸で苦む日々の中、心の拠り所となったのがおうちヨガでした。
1日5分だけ、呼吸法とワンポーズというのをずっと続けました。
特に呼吸に意識を向けることの大切さをこの期間に学びました。

再発してから体調が悪い日々の中で癒しになったのが、動かないヨガ=リストラティブヨガでした。

また、瞑想がパニック発作の対応に良い影響を与えてくれました。

 

つらつら書いていると、私は家でのヨガとともに歳を重ねてきたのだなと思います。
その折々での家族の変化、自分の体調によって、一時中断することも数え切れないほどありましたが、それでもまた再始動してきました。

 

おうちヨガの良いところ

ヨガをする=ヨガスタジオ、ヨガ教室というわけではありません。

ただ、ポーズは体を動かしますので、やりかたいかんによっては怪我もします。
初めて行う方は、本や動画を見ながらよりも、教室で習ったほうが安全です。
また、みんなで行うヨガでは、他の方の元気ももらえます。
集ってのヨガにはたくさん良いところがあります。

では、おうちヨガの良いところは何でしょう。
温泉や銭湯にわいわい入る楽しさと、まったり1人の時間を過ごす自宅でのお風呂との違いと書けばイメージが湧くでしょうか。

自宅でのお風呂は、日々の疲れを癒す場ですね。
体をあたため、血液循環を良くすることで、筋肉のコリもとれます。
また、1人で入るお風呂は自分だけの時間を持てます。

おうちヨガも同じです。
私は子どもが幼児の頃にヨガを始めたので、ヨガだけが唯一自分と向き合える時間でした。

  • 日々の疲れを自分で癒し、呼吸やポーズで筋肉強化、柔軟性アップをはかることができる
  • 血液循環が良くなり、疲労回復につながる
  • 瞑想で脳疲労を休める
  • 呼吸やポーズでその日の体調がわかる
  • 自分で自分を誘導するので、ポーズを覚える、そして深めることができる

 

週に1度、月に1度の温泉だけよりも、日々、お風呂に入ることが大切なように、ヨガもおうちでのセルフケアとして取り入れることで、効果が格段に上がります。

 

おうちヨガでのおすすめポーズ/キャット&カウ

1日ワンポーズ、何がいいですか?と質問されたら、このポーズをおすすめしています。

背骨には神経が通っています。
背骨の動きが悪かったり、筋肉の不均衡があると神経の伝達も滞ります。
呼吸とともにゆっくり動かすことで自律神経(首の付け根と仙骨周りにあります)を整えます。

体の前面、背面、どちらも筋肉を縮め、伸ばすことができます。

 

丁寧に四つん這いを作って始めましょう♪
指はしっかり開きます。
膝が痛い方はブランケットなどを膝の下に敷きましょう。

<アレンジ>
座った状態(あぐら)でもできます
椅子に座って、足を少し開き、両手を左右の膝に置いてもできます

ポイントは腰だけ動かさないこと、お腹の力を抜かないことです。
尾骨→腰→背中→首と、丁寧にゆっくりと味わうように動きます。
マタニティさんにもオススメのポーズですが、腰の反りすぎになるので上を向かず、背骨を伸ばすことを意識して行なってみてください。

 

アラフィフ、私のおうちヨガ

私は調子の良い時はアナトミック骨盤ヨガをやっております。

アナトミック骨盤ヨガについてはこちらに書いております。

★アナトミック骨盤ヨガの特徴

昨夜もちょいと汗を流しました。
シンプルなポーズで、ゆっくりゆっくり動いていきます。

  • 短時間で体があたたまり、血流アップ
  • 筋力がつき、油を差したように関節が動かしやすくなります
  • 骨盤周りにある自律神経へアプローチ、不定愁訴の改善に効果が期待できます

 

アナ骨のポーズは教室を再開したら少しずつやっていきたいと思います。
^_^

次回はおうちヨガのやり方についてお伝えします♪