チャイルドポーズが苦手な私が試したバリエーション
奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。対面ヨガとオンラインヨガをしております。
さて、今日はチャイルドポーズのお話です。正座でお辞儀しているようなポーズですね。ヨガレッスンの途中で、ひと休みする時によく登場します。ひと休みで行う時の目的は背中をゆるめ、リラックスすること。
けれどもこのポーズ、リラックスできない方もちらほらおられます。私自身、身体に違和感があり、なかなかリラックスできない状態でした。今回はチャイルドポーズのバリエーションについてご紹介します。違和感のある方はぜひお試しください。
【目次】 ・チャイルドポーズ基本形はできますか? ・手の位置を変えてみる ・足回りの工夫 ・ボルスターやクッションなどにもたれる ・自ら工夫する行為そのものが癒し |
チャイルドポーズ基本形はできますか?
こちらが1番よく見かけるやり方です。関節をご覧になってください。
●両手はバンザイの位置→肩が痛かったり、コリがあると難しいかも
●股関節や膝関節を深く折り曲げる位置→痛みがあったり、かたいと難しいかも
●腰をゆるやかに丸める→反り腰の人は苦手かも
そうなんです。リラックスできない要素が一つでもあると、身体は違和感を感じます。結果、リラックスできないことに。
手の位置を変えてみる
腕や手のひらの向きだけでかなり楽になることもあります。ストレートネック、反り腰、巻き肩など、それぞれに姿勢の癖がありますので試してみられてください。
手のひら上向きで肘をゆるめる
腕を枕にして頭の位置を高くする
両腕を打ち回し、手のひらを空に向ける
肩甲骨が背骨から離れ、背中が広がるポジション
首がつまる時は額の下に高さを作ります
足まわりの工夫
かかととお尻が離れていると、お尻が浮いた状態になりくつろげません。
足の位置を工夫してます。
膝を広げてたバージョン(アドムカヴィーラーサナ)
脚の下にブランケットなどをはさむと楽になることも
足首が痛い時は足首の下に
ボルスターやクッションなどにもたれる
リラクゼーション度があがるバージョンです。ボルスターというのはヨガで使う長いクッションのようなもの。毛布をたたんだり、巻いたもの。クッションや座布団で代用できます。
お尻の下にブロックを入れたりとこれも工夫できます
自ら工夫する行為そのものが癒し
ヨガは自分の心身とのセッション。どうすれば痛いか、心地よいのか、心身と相談しながらポーズを深めるその過程に気づきがあります。気づきは癒しや回復をもたらします。
もう一つ1番大切なことは、このポーズをしないという選択もありということ。
膝や股関節の痛みを抱えてするものではありません。自分の身体優先で、周りの人と違う選択をする勇気も持ちましょう。その場合は他のポーズの提案をさせていただきますので、遠慮なく「このポーズはできません」とおっしゃってください。談しながらやっていきましょう。
ぜひ、工夫されてみてください。
カメラが荒くて・・・・すみません。
^_^;
ヨガボルスター:akeyogatreeさん