ヨガニードラ ヨガ的リラクゼーション法(動画あり)

奈良市あやめ池とオンラインでヨガレッスンをしております、ヨガの和ほこほこのNaoと申します。

今回は気軽にできるリラクゼーション法のお話です。

 

シャバアーサナ(くつろぎのポーズ)

ヨガレッスンでは最後にシャバアーサナという仰向け大の字ポーズをします。

 

別名くつろぎのポーズ。

全身を脱力し、何も考えずに、ただ大地に身をまかせます。

 

けれどもです。

 

この「全身を脱力」し、「何も考えず」は、なかなか難しいのです。

まず、筋肉のコリ、緊張があると、脱力できませんよね。

仰向けでジッとしている状態だと、何かしらの思考が動きます。

脳は身体の一部ですから、思考が働いている時は休めていません。

特に普段、考え過ぎの方、緊張を抜くのが苦手な方、コリや身体に痛みがある方は、工夫が必要です。

ヨガニードラはそんな工夫のひとつです。

身体のコリはヨガポーズで

様々なポーズや操作で、体をゆるめます。

また鍛えることで筋肉を活性化させ、ゆるめやすくします。

肩甲骨ヨガでは首肩まわりのコリがほぐれ、心地よいシャバアーサナへと導かれます。

アナトミック骨盤ヨガでは、自律神経の波を作り、リラックスモードへ入りやすくなります。

ベーシックヨガでもこの自律神経の波を意識して作り出していきます。

思考のゆれはガイドつきのヨガニードラで

ヨガニードラでは

ボディスキャン

身体の部位を数秒ずつ意識していくことで思考が働かない状態をつくります。

呼吸への意識

呼吸への気づきをうながします。
気づきは前向きな力や受容をうながしてくれます。

相反するエネルギーを感じる

冷たい、暖かいなど、感覚を感じていきます

イメージング

数秒ずつ、イメージを映像化していきます

などをガイドつきで行います。

またサンカルパ(請願、誓い)と呼ばれる言葉をとなえる場合もあります。
サンカルパは自分の願いを認識する行為になります。

受ける方は楽な姿勢(仰向けが多い)で耳を傾けるだけです。

ヨガニードラの効果

脳疲労改善

雑念はストレスを作り出します。思考をおやすみすることで脳疲労を改善します。


睡眠、休息不足を補う

ヨガニードラをしていると脳波はアルファ波からシータ波へいざなわれます。
いわゆる「まどろみ」状態になると、不安や恐怖が薄れ、筋緊張もゆるみ、睡眠改    善へとつながります。


自律神経の調整

過度な交感神経優位をおさめてくれます。


身体感覚の向上

身体を意識していくことで思考とのバランスを整えます。
微細な感覚に意識を向ける練習になります。

 

ヨガニードラをしてみましょう(ガイド動画)

いくつかヨガニードラのガイドをYouTubeにあげております。

先日、新しいものをアップしました。

ニードラは声やスピードなど好みがありますので、いろいろな方のものをお試しくださいね。

マタニティさんは仰向けではなく、左を下にした横根の状態で行ってください。

ひどい抑うつ症状のある方はお控えください。

ヨガの和ほこほこのレッスンでは、最後は全てヨガニードラにしております。

最後に養成講座で聞いた言葉を書き記しておきます。

 

ヨガニードラは自分たちの内側の大自然に会う時間

私たちの身体に会う時間

心のオアシスを作っていく時間

参考
ヨガニードラとは 

現代社会に疲れた人へ!注目のヨガニードラとは?その効果を紹介

2022.11.26 text by Nao