特に60歳以上の方へ/背骨は動かさないと錆びる
奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺地域とオンラインでヨガレッスンをしておりますヨガの和ほこほこのNaoと申します。夏は去り、空は秋空。でも暑さは去らないですね(苦笑)。
先週土日は峯岸道子先生の背骨メンテナンスヨガを3年ぶりに再受講しておりました。
(わたくしは上段、向かって左から2番目・・・って誰も知りたくないか!右となりが先生です)
ボールを使って首をゆらゆら、お尻にボールを入れてゆらゆら、あれは背骨メンテナンスヨガです。最近ではアナトミック骨盤ヨガの後にもよくしていますね。
背骨は鎖のように連なる骨たち
(画像は「プロメテウス」より)
たくさんの骨が連なっています。骨と骨の間にたくさんの関節があります。肋骨や骨盤ともつながっています。
肋骨の間いっぱいに肺が広がります。首と腰はつながる骨もなく心もとない感じですね。
さてこの鎖のような背骨
鎖のように動かせていますか?
棒になっていないですか?
なかなか難しいですよね。しかも加齢とともに動かなくなっていきます。
動かさなければ動かなくなる、動けなくなる
やばいです。何がやばいんでしょうか?
背骨は神経の通り道
背骨には動きを作る他に大切な役割があります。それは
神経の通り道
神経のプロテクター
という超超大切なお役目です。
背骨の中を神経が通っており、そこから枝分かれして筋肉や各臓器などに指令を送っています。神経の道がガタガタだったら?
首や腰のヘルニア
脊柱管狭窄症
すべり症
神経根症
坐骨神経痛
側湾症
背骨の変位から生じる様々な痛みや痺れ。痛みだけでなく自律神経も通っているので原因不明の不調も出るかもしれません。
加齢で何もしなければ動きが悪くなる背骨ですが、神経の道を整備しておきたいものですね。鎖が錆びないように。
お魚のように動かします
背骨メンテナンスヨガではお魚のように身体を動かしたりします。魚は背骨で動きます。私たちの動きも背骨からです。
よくレッスンでは「ワカメのようにゆらゆらと動いてー」「板ワカメじゃなく、海の中のワカメにー」とお伝えしますが、いかがでしょうか。
しなやかに動く背骨を保つことが、いつまでも動き続けられる要ですね。私も背骨を錆びつかせないようにケアしていきたいと思います。皆さんも一緒にヨガで背骨のサビ落としをしませんか?
ヨガ棒も背骨の動きはたくさん入っております。
私も日々、自分の心身をケア、改善中、それが楽しいです。
text by Nao