尿漏れ予防、骨盤底筋を意識してヨガ/今週木曜日

奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺地域とオンラインでヨガレッスンをしております、ヨガの和ほこほこのNaoです。

寒暖差で自律神経が乱れやすいのは季節の変わり目の通過儀礼ですね。花粉症持ちにとってはこれまた厳しいものがありますが、季節は必ず終わります。ただ、私の場合、イネ科アレルギーもあるので、やっと終わるのは初夏です(苦笑)

さて、今週木曜日、3月13日に骨盤底筋トレーニングヨガのレッスンをいたします。久しぶりのレッスンです。

am10:00-11:30
あやめ池公民館和室
ヨガ後にお茶あり(任意)

骨盤底筋トレーニングヨガ

産婦人科医である高尾美穂先生が提唱されているヨガです。


(画像はヨガジェネレーションさんより

 

 

骨盤底筋ってどこ?

骨盤の下、股のところにハンモックのように存在している筋肉群です。

どんな仕事をしているの?

⚫︎膀胱、(女性の場合)子宮、直腸を支えている

⚫︎排尿や便のコントロール

⚫︎体を安定して動かすためのコア(インナーマッスル)のひとつ

腹横筋(腹巻きのような腹筋)、横隔膜(呼吸筋)、多裂筋(背筋)と連動して動きます。

女性の骨盤底筋が弱る時期2つ

女性ホルモンであるエストロゲンは、筋肉の発育や維持に関与していますが、エストロゲンが弱る時期が女性には2回あります。

産後と更年期以降です。

産後はまたエストロゲンが分布つされるようになりますが、更年期以降はもうエストロゲンとバイバイ。この時期に女性は骨盤底筋だけでなく、全身の筋肉量が低下します。

悲しくなりますが・・・・・まぬがれる人はいないということで。

骨盤底筋がくれるお知らせ

筋肉量の低下はすぐにわかりにくいのですが、骨盤底筋に限ってはお知らせがあります。それが

尿漏れ

です。

排尿したいという意志がない時に1滴でも漏れたら、それは尿漏れになります。年齢を重ねると、尿漏れに悩む女性の割合は増加していきます。

尿漏れすると困る!

⚫︎いつも下着のことを気にしないといけない

⚫︎人に会うのが心配になる

⚫︎旅行中心配

⚫︎スポーツができない

⚫︎相談しにくい

⚫︎何より不快

 

尿漏れのリスクが高い人

以下の方は特にお気をつけください。

⚫︎猫背、反り腰など姿勢が悪い(骨盤底筋が働きにくい)

⚫︎喘息や花粉症などで咳、くしゃみがよく出る

⚫︎産後、尿漏れがなかなか治らなかった

⚫︎呼吸が浅い

 

 

あきらめないで、筋肉だから鍛えられます

骨盤底筋は見えないので、二の腕や太もものように感じにくいですが、つながっている周りの筋肉と一緒に動きます。つながっている筋肉を意識して使うことで骨盤底筋へアプローチが可能です。

またそもそも、骨盤底筋が他のインナーマッスルたちと働きやすい姿勢へ改善することが1番大切ですね。

 

 

女性のほうが尿漏れが多いのは男性より、穴が1つ多いからです。その分、弱くなります。プレ更年期、そして更年期以降の方は生活の困りごとを減らすためにも、骨盤底筋を意識してくださいね。


text by Nao @ヨガの和ほこほこ