腰の負担を軽減するかがみ方〜椅子のポーズ

奈良市菖蒲池・学園前の初心者向け女性専用ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。

今夕の奈良空。
台風が来るなんて思いもよらない、夕焼けが広がっていました。
情報がない時代、人々はどうしていたのでしょうね。

奈良の夕焼け

人間には平常心を保とうとする正常性バイアスという心理があります。
目の前で起きている出来事に頭がついていかず、出来事を過小評価してしまうのです。
ですから怖がりくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

お尻や脚をしっかり使う椅子のポーズ

さて、今月始まったばかりのヨガ教室。
「ゆるめる×動く 健活ヨガ」では、立ちポーズで椅子のポーズ(ウトゥカタアーサナ)を行っておりました。

椅子のポーズ

上半身は

・お腹の力が抜けて腰がぐにゃりと丸くならないように
・腰が反らないように

意識しながら姿勢を保ちます。

下半身は、足首、膝、股関節を曲げる動きです。
曲げ過ぎないように、途中で寸止めしている状態です。
関節を曲げようとする力と、それを阻止する関節を伸ばそうとする力、両方働いています。

要はお尻や脚の筋肉がフル稼働♪
( ̄▽ ̄)

 

重心は土踏まずに

この画像はちょっとかかと重心になり過ぎている感じがします。
かかと重心にという解説もあるのですが、土踏まずあたりに重心がくるのが一番いいように思います。
かかと重心で動く動作は、日常生活ではあまりありませんし、土踏まず重心だとバランス良く脚の筋肉を使えます。
(私の意見です)

地味でキツい?

このポーズ、部活では空気椅子とか、電気椅子と呼ばれていました。
運動部に所属されていた方はされたことがおありかもしれませんね。
私も陸上部だったのでやっていましたっけ。

地味ですが、キツいです。
たぶん見えるのは斜め下の床あたり。
周りを見渡すこともできません。
そんな状態で、呼吸をどれだけコントロールできるかというのもポイントです。

 

日常生活に生かせる

この椅子のポーズ(ウトゥカタアーサナ)の体の使い方は、日常生活にも使っていただけるかと思います。

重い荷物を持ち上げる時、洗濯物を干すためにかがむ、立ち上がる時、階段を上る時、かがんで顔を洗う時・・・・

腰から折り曲げて前かがみになりがちですが、これを何度も繰り返すと、腰痛の原因に。
姿勢をしっかり保って、股関節から前かがみになり、脚の力をしっかり使って立ち上がるようにします。

シンプルなポーズの中には日常生活へ生かせるギフトがたくさん詰まっています。
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