ヨガ的大そうじ(1)
奈良市あやめ池・学園前の初心者向けヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
(現在、講師は熱中症の後遺症による自律神経失調症・パニック障害で療養中につき、レッスンは休講しております)
オーマイガッ!
体重計(体組成計)の数字が、未踏の地へ踏み込み始めました。
特に体脂肪ですね、うなぎ上りです。
原因は「食べ過ぎたこと」に尽きます。
(;´∀`)
思うように動けないストレスを食べることで代償しているわけですね。
そろそろ本気で体脂肪を減らしていかねば、体が重いです。
赤信号、点滅中です(苦笑)。
大掃除に向けて
さて、奈良も寒さが増してきましたが、これをしなければ年が越せないことの一つに大掃除がありますね。
実家の父母など、もう高齢なので「めんどくさいからやらへん」なんて言っています。
私は自分の病気のこともあり、きれいに掃除をすることで身も心も清めたいです。
ただ、掃除って、普段しないような体勢になったり、使わない筋肉を使ったりします。
外注される方は別として、いくら文明の機器があっても、最後は自分の体を使うことになります。
意識次第で、それは体を痛める運動にも、筋力アップの運動にもなりえるように思います。
どうせなら体に負担なく、新年を迎えたいですね。
床拭き〜四つん這いのポーズ
以前、四つん這いについて書いたことがあります。
四つん這いというポーズ名はありませんが、ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)やキャット&カウ(猫のポーズと牛のポーズ)をする時の基本になる姿勢です。
ハイハイしていた時代と違い、日常で四つん這いになることは、そんなに多くはないと思います。
ゆえに、人間は四つ足の動物のように、この姿勢に慣れていません。
前述のブログ記事にも書いていますが、四つん這いのポーズで力が抜けやすいのがお腹です。
お腹の力が抜けるとどうなるでしょうか。
腹が重力で床へ向かってハンモックのようにだらんと沈んでいきます。
ハンモックを支える木のように、両手両脚に負荷がかかります。
そして腰椎が過度に曲がります。
お腹の力を抜いたまま、ずっと床を拭いていると、腰痛への道を歩むことになりかねませんね。
★脇の力を使う
四つん這いのまま腕立て伏せをしてみます。
・脇を開いた状態
・しめた状態(肘が体側についている状態)
どちらが胴体に力が入りやすいでしょうか。
おそらく後者ではないかと思います。
脇の筋肉は脇腹の筋肉とつながっており、体幹(胴体)に力が入りやすくなります。
体幹に力が入ると、胴体が重力に抵抗することになり、腰、手足への過度な負担が減ります。
脇をしめようとするあまり、肩が上がらないように気をつけましょう。
★膝や手首を痛めないように
ヨガでも四つん這い、膝立ちのポーズは膝を痛める危険があるので、ブランケットを敷いたりします。
特にかたい床などを拭く場合はご注意ください。
また拭く時は肩甲骨から動かすようにします。
手首だけ動かしていると痛めますからね。
体を守って、スッキリお掃除♪
両手は肩幅、両脚は腰幅。
手の指はしっかり開いたほうが安定します。
拭きにくいかもですが、利き腕じゃないほうでもやってみたりすると、偏りも緩和されます。
絵でまとめると、こんな感じでしょうか。
これはヨガのポーズの時も同じです。
そして大事なのがシャバアーサナ
今年の疲れは今年にうちに。
掃除で疲れた後は、5分、10分、大の字になって目を閉じ、心身を休めましょう。
ヴィパリータ・カラニというポーズです。
壁に向けて脚を上げるポーズですが、足の疲れに超オススメです。
写真では色々プロップスを使っていますがなくてもかまいません。
もも裏が突っ張らない角度で脚を上げ、5分くらいボーーーーッとします。
目の上をタオルやアイマスクで覆うと、目も休まりますよ。
続きます。
アメブロ「更年期ヨギーニの忘備録」