違いを楽しむペアヨガ
奈良市あやめ池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。
去年、熱中症からパニック障害を10年ぶりに再発してしまい、休養中でしたが、ゆるゆると再開させていただきました。
キャンドルライトヨガを行いました
本日は、再開2回目のレッスンでした。
窓のない部屋だったので、キャンドルライトの中でヨガをさせていただきました。
人工的な灯りではあるのですが、明るい蛍光灯の光がいかにストレスになるかがわかりました。
参加された皆さま、お疲れ様でした&ありがとうございました。
ヨガのレッスン風景を素敵に撮っている方をアメブロやインスタグラムで見かけるのですが、どうもその才能が皆無のように思われます(苦笑)。
m(_ _)m
実際にはもうちょっとほのかなゆらめきがありましたよ(言い訳)。
人と比べないコツ
さて、人が集まってレッスンする時、よく言われるのが「人と比べない」こと。
けれども人間って集団生活を送る生き物です。
まして日本人は農耕民族で、人と協力し合って生きてきた歴史がありますから、人と比べるという習性はなかなか消えるものではありません。
「人と比べないようにしよう!」と思っても、心は思うようには動きません。
ですから、比べようがない状態にしていくことが大切ではないかと思います。
●呼吸に集中すること
●アライメント(フォーム)を知り、ミスアライメントにならないように意識すること
人と比べているということは、自分を見つめる意識が低下しているわけですね。
これは怪我をする原因にもなりますし、ヨガの効果も落ちてしまうかもしれません。
自分の心に命令する言葉は具体的にします。
「人と比べないように」ではなく
「腰を丸めないように」
「おへそに服のシワが寄らないように」
「手の指は均等に開いて」
「かかとの上に膝がくるように」
etc……..
具体的な動作は脳が運動神経に命令しますから、「人と比べないように」よりはるかに行いやすいです。
体の癖は強固です。
例えば私はお腹の力が抜けて腰を反る癖がありますが、意識し、命令し続けないと癖が出ます。
結果、人と比べている余裕はなくなります。
特に前屈や開脚のように、わかりやすく個人差が出てしまうものはどうしても人のポーズが目に入ってしまいますね。
私は前屈が苦手なので、きれいな前屈を見ると「おお!」とやはり目に入ってしまいます。
でもそれだけです。
「それに比べて私は…….」というストーリーをつくらないようにすればいいんですね。
そのためにはやはり、アライメント(フォーム)が大切になってくると思います。
私にとっての最適と隣の人との最適は違うことを知ると、ヨガのポーズは競うものではなく、自分と向き合うためにあることがわかってくるのではないでしょうか
ペアヨガでわきあいあい
レッスンではペアヨガもしました。
先週はこんなポーズ。
ナヴァアーサナ(舟のポーズ)です。
柔軟性も筋力も必要なポーズです。
昨日はこんなポーズを。
バリガアーサナ(門のポーズ)、体側や鼠径部が気持ちよく伸びます。
インスタ映えなハートですよ♫
ペアヨガは呼吸と動作を合わせなければできません。
わきあいあいでハートの形ができました。
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ペアヨガは「人と比べない」ではなく、積極的に人との違いを知ることにもなります。
自分と向き合うことが基本のヨガですが、他の人を見つめることで、自分の世界も広がるような気がします。
積極的に違いを味わう、楽しむということでしょうか。
みんな違ってみんないい、になればいいなあと思います。
余談
ちなみに最近ではアクロヨガというのがありまして、検索すると「うぉおおお、なんじゃこのポーズ!!」というアクロバティックなポーズも出てきます!
パートナーとの仲も深まるかもです。
アメブロ 更年期ヨギーニの忘備録