元気がないからヨガをする

奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺地域とオンラインでヨガレッスンをしております、ヨガの和ほこほこのNaoです。
週末は大阪のワークショップに参加しておりました。


肩甲骨ヨガやヨガ棒の考案者、峯岸道子先生と仲間たち

 

この日、私は2週間ほど前から持病の潰瘍性大腸炎が悪化しておりまして、どんどん悪くなっていくので、繊維質を食べるのをやめ、うどん、軟飯、卵と豆腐で過ごしていました。離乳食ですね(苦笑)。

なかなかスムーズに寛解せず、昼からのワークショップに備え、食パン1枚だけ何もつけずに食べて臨みました。どうしてもお腹の調子が悪いとそのことばかり考えてしまいがちです。そして余計お腹が痛くなります。

大腸は腰とお隣さんなので、腸の具合がよろしくないと、腰も張ってきます。そんなこんなで不安を抱えながら参加したのでした。

後屈へのフロー(動き続けるヨガ)とヨガ棒でピラティス

2本連続、途中休憩もはさみ4時間ほど。1本目は後屈へのフロー。フローヨガとはキープせず、動き続けるヨガです。呼吸と動作を合わせ、小さな根回しをたくさん積み上げて、最後は気持ちよく胸が開きました。

2本へはヨガ棒でピラティス。コアトレです。ヨガ棒の新しい使い方を駆使し体幹に効かせるレッスン。

きつい!

たくさん動いて体はホカホカを通り越し熱々。血の巡りが良くなり、気づいたら腰の張りは消えていました。具合の悪い時、私たちは体をあたためますね。運動であたたまると体の内部で熱が生まれ、身体中を巡ります。これ最強の温熱療法。

 

元気だからヨガではなく、元気がないからヨガをする

ヨガは誰かと競ったり、タイムを争うスポーツではありません。自分と向き合うものです。調子が悪い時こそ、整える術がたくさんあります。ポーズだけがヨガではありません。呼吸も、生き方もひっくるめてヨガです。

教室のレッスンについていけないのでは?
元気になったらヨガへ行こう

それも目標としては大切かもしれませんが、元気ある、なしで判断せずに来ていただけたらうれしいです。来られた方の調子に合わせて内容を変えます。足手まといとか、ついていけないとどうしようという発想自体、ポイしていただけたらと思います。

人に合わせてヨガをする必要はありません。同じポーズでも向き合い方が変わりますし、これ以上先には進まないという尊い選択をすることも大切なことです。

水曜日は皆さん、やる気スイッチがなかったようです。軽運動をすると気分も変わります。少し楽になっておられたらいいのですが。

休んでない方は休みましょう。
運動不足の方は動いてくださいね。
足りないことをするのがコツかもと思います。


 

text by Nao