肩が痛いから休む?〜肩甲骨ヨガ

奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺エリアとオンラインでヨガ教室をしておりますヨガの和ほこほこNaoです。暦の上では秋ですが、台風に地震、大雨に猛暑、なかなかストレスのたまる夏ですね。

さて、ある程度の年齢になると痛いところが出てきたりします。何十年も使っている身体、長年の使い方のひずみが出てきたりしますね。筋力も何もしなければどんどん弱ります。

五十肩になった、なったことがあるという方のお話もちらほら耳にします。

 

肩が痛いとヨガはできない?のでしょうか。

肩が痛くてもできることはあります

肩甲骨ヨガでは五十肩のためのセラピー動作もあります。ポイントは筋肉を使わず他動的に動かすこと。

向かって右側で動かすと、左肩はテコの原理で勝手に動きます。この位置が痛そうなら、肘に引っ掛けて動かします。

腕を持たずに重力にゆだねて動かします。これも動かせる範囲で全然OKです。

 

肩甲骨ヨガもヨガ棒も肩が痛い方でもできるセラピー動作がいろいろあるのです。ですから、肩が痛いからお休みしますはもったいないです。あらかじめ、レッスン前におっしゃっていただけたら、痛い動作はなるべく入れずにレッスンをさせていただくことは可能です。

人についていく必要はありません

同調性は日本人の良さでもあり、欠点でもあります。農耕民族なので、好き勝手に動いていては仕事が進まなかったからでしょうか。島国で他民族の流入が少なかったこともあるでしょうね。

でもヨガは誰のため?

自分のためにするものです。自力整体ですよね。人に合わす、ついていく必要はないんです。

特に痛いことは絶対にしないこと です。誰も気にしません。

オンラインでは皆さん、自分に集中されていますね。

お痛みは炎症がおさまったら動かせるところから

熱をもっている、腫れている、そんな時はおやすみされてください。ただ、お医者さまの許可をいただいたら、動かせるところから少しずつ動きたいものです。

動かないと動けなくなります。動かさない機械が錆びるように、人の住まない家が荒れるように。私の祖母は庭で転んで以來、歩くことが極端に減り、認知機能が衰えていきました。

一方、実母は70歳を過ぎてから膝が痛くなり、一時期、歩くのもままならない状態になっていました。治療に2年通いましたが、その間も動いていました。今では膝は全く痛まず、80歳を過ぎた今、スタスタ歩いています。

 

別にヨガでなくてもいいんです。痛いからと何をせずにいると他の部分も動かなくなります。整体、トレーニング、ピラティス、整体、習う、ケアするにしてもいろいろあります。ただ、どの分野でも最終的に動くのは自分。ケアして、動いてくださいね。

 

膝も腰も肩も・・・・痛みは身体からの訴えです。何十年も使い、衰えてきた身体をこれからどう使っていくのか。選ぶのは自分です。そりゃ、めんどくさいこともありますよ。ダイエットでもそうですよね。ラクしてできるものはないです。

ただ、ラクじゃないけれど楽しんでできることはあると私は思っております。励ましあってがんばりましょう 🎶


ヨガ棒を使ったコアトレ、12月に指導者養成講座を受講する予定です。来年からレッスンできればいいなと。お楽しみに♪

text by Nao