加齢と向き合い筋肉で関節を守る
明けましておめでとうございます。奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺地域とオンラインでヨガ教室をしておりますヨガの和ほこほこのNaoです。年末年始、いかがおすごしだったでしょうか。
帰省、旅行、自宅でのんびりされた方、忙しかった方もおられることでしょう。一方、お仕事だった方、病気や体の痛みで心を穏やかにするのは難しかった方もおられるかもしれません。時間は客観的に見ると平等に過ぎますが、主観的に感じると平等ではなかったりします。
私は掃除もテキトーに、おせちはちょっとだけ作り、肩甲骨ヨガやヨガ棒の師匠・峯岸道子先生のオンラインヨガを4本受けておりました。31日、2日、4日と仲間とオンラインでヨガをする時間。久しぶりにじっくり自分の体と向き合えました。
向かって左上の端っこが峯岸先生です。
加齢とどう向き合うか
峯岸先生は70歳になられます。私より15歳年上であること、80代の生徒さんも長く教えておられることから、年齢を重ねた心と体の変化、ありようをいつも伝えてくださいます。
● 関節は痛む
● 骨は弱る
● 内臓も弱る
● 気力は落ちる
● あちこち垂れる
● 体型も姿勢も変化する
● 筋肉は減る一方
人生50年と言われた時代と違い、人生は生殖能力がなくなっても長く続きます。けれども実際の寿命と健康寿命には隔たりがあります。年齢に抗うことはできません。
しかし、上記の中で努力で何とかなることもあるのです。
筋肉は何歳になってもつけられる
きんさんぎんさんのきんさんが筋トレしている映像をご覧になったことはありませんか?きんさんは歩けなくなり、初期の認知症を患っておられたそうです。そこから足を鍛え、あのように歩けるようにまでなられました。
きんさんのきんトレをご存知ですか?
https://www.d1yk.co.jp/health-information/2018/post-43.html人気者だったお二人のうちのきんさんは、マスコミに取り上げられる前に自力で歩くことが出来ず、更には「1から10まで数えることが出来ない」「あいうえおを言えない」など初期の認知症を患っていたことをご存知でしょうか?
テレビでのお元気なお姿を見ると思いもつかなかったことだと思います。一方、ぎんさんは特に調子の悪いところも無く非常に元気でした。ぎんさんが口癖にしていた言葉が「人間は足から死ぬ」というもの。毎日歩いて足を鍛えていました。
(リンク先より抜粋)
筋肉は何歳になってもつけられますし、認知症予防にもなります。
油をささない機械は錆びて動かなくなります。人の住まない家は朽ちます。歩かないと歩けなくなります。機能は使ってこそ維持できるということですね。
今の身体は「あなた」が作った結果
腰が痛い、膝が痛い、年を重ねるとあっちゃこっちゃ痛くなってきます。私も時々膝が痛みます。年末年始は肩がやばかったです。
それは誰のせいでもなく、何十年もかけて自分が作ってきた結果です。
まずは、長い間使ってきた体を責めるのではなくおつかれさまです。
そして負担をかけていた部位にごめんなさい。
そこから少しでも負担が分散される身体の使い方を。
そして筋肉で保護してあげましょう。
加齢でもう無理なこともありますが、身体の使い方は変えられますし、筋肉はやる気さえあればつきます。
めんどくさい?キツい?しんどい?
ヨガでも筋力をつけるものもあります。リリース系と違い中には「キツい」「めんどう」と感じる人もおられるかもしれません。
そこはもう選択するしかありません。
弱って歩けなくなったり、痛みを抱え、しんどい思いをするか、日々、ちょこちょこと動いて鍛えて健康を維持するか。正直、楽して一生安泰な人はなかなかいません。
元気そうに見える方は必ず運動されています。後悔しない方を選んでいくしかないんですよね。
2025年も運動とリラクゼーション、ヨガの知恵を実践し、皆さまにもお伝えしていければと思っています。
text by Nao