お腹が空いていないのに食べたくなるワケ
奈良市菖蒲池・学園前の初心者向け女性ヨガ教室、ヨガの和ほこほこです。
地震後の大雨、なかなか落ち着きませんね。
家にいるとついつい食べ物に手が伸びます。
お腹が空いていないのに食べたくなるのはなぜ?
お腹が空いていないのに食べたくなるのってなぜでしょう。
それはお腹を満たす食事ではなく、心を満たすための食事なのだと思います。
今ならば不安や恐れを和らげたいという目的があるでしょう。
食べるという行為は、何かに立ち向かっていくような臨戦態勢時にはできません。
ですから消化はリラックス時に働く自律神経、副交感神経の仕事です。
食べるとホッとすることを、私たちは体験的に知っているので、食べてしまうのですね。
頑張らないといけない時には、交感神経が優位になります。
酸素を全身に素早く巡らせるため、血圧は上がり、心拍数は増え、逆に消化は抑えられます。
眠っている時、くつろいでいる時には副交感神経が優位になります。
血圧は下がり、心拍数は減り、消化活動が活発になります。
自律神経は適切に切り替ることが大切
世間では交感神経が悪者になる記述も多いのですが、副交感神経も過剰に働くと、だるくなったり、やる気が出ないなど、不快な症状が出てきます。
今日のような低気圧の日は副交感神経が過剰に働きがちです。
どちらがいい悪いではなく、適切なシーンで適切な神経が切り替ることが大切ですね。
ヨガ呼吸で自律神経を整える
食べることと同じ働きをするのが呼吸です。
ヨガでは吸う息は交感神経を、吐く息は副交感神経を優位にすると言われています。
吐く息を吸う息よりも長くしていくと、気持ちが落ち着いてくるのは、副交感神経が優位になるため。
お腹が空いていないのに食べたくなった時は、まずはゆっくり呼吸。
体重も増えませんし、無料です。(^_^)v
でもねえ、食べるって手っ取り早いんですよね。
いつもいつもはヤバいですが、地震の心配がある時や、雨の日くらいええやんと自分を許しております。
先日、いただいた手書きラベルつきの、手作りいちごジャム。
これでトースト、何枚食べたでしょう。
腹の肉に変わっていないことを祈ります(苦笑)。