ハレとケ 徐々に日常生活へ

奈良市あやめ池とオンラインでヨガレッスンをしております、ヨガの和ほこほこのNaoです。

あけましておめでとうございます。
本年もヨガを通じて、皆さまがごきげんに過ごせるよう、精進して参ります。

さて、さてお正月ですが、いかがお過ごしでしょうか。

私は本日、初ヨガでオンラインレッスンを受講。

自分のためだけの時間でリフレッシュできました。
(上段、左から二人めが私、左端が峯岸道子先生)

お正月、自律神経が乱れていない?

長期休暇はのんびりできる反面、自律神経は乱れやすかったりします。

ご馳走続きで胃腸は大丈夫でしょうか

体が重くありませんか?

夜更かしで自律神経が乱れていませんか

 

イレギュラーなことは楽しく、刺激的。

今年もがんばろうと思えます。

ただ、イレギュラー生活はヒトの恒常性を乱します。

 

【 恒常性とは 】

生物の生理状態などが一定するように調節される性質
ホメオスターシス

(デジタル大辞泉より)

 

自律神経も常性を保とうとする働きのひとつですね。

ハレとケって何?

日本ではハレとケという概念があります。これは民族学者の柳田国男さんが定義した言葉であるようです。

ハレの日:お祭り、儀式、年中行事などの非日常的な時間

ケの日:日常生活

 

節目節目で、ハレを迎え、そして日常へ戻る。メリハリがある生活ですね。

ケの日ばかりではつまらない、節目がないです。
けれどもハレの日ばかり=毎日が祭り!では、生活はできません。

 

ハレからケへ戻す

人間の恒常性は、いつも一定になろうとします。ですから急激な変化は苦手です。

 

いきなりがっつり動く!とか(私はやりがちですが 苦笑)

突然早起き習慣にシフトチェンジ!とか

日記を書き始める!とか

 

気負うと心身は「あれ?いつもと違う状態じゃない?やばいから元に戻そう」
そんな風に判断するのですね。三日坊主はそんなことから起こります。

ですから、ハレからケ、非日常から日常へ戻る時のポイントは

 

心身にバレないようにゆっくり戻す

 

ことです。

 

 

例えばダイエット。

よし、今日からダイエットをがんばろう!といきなり、ジョギングをがんばり過ぎたり、突然、食事の量を減らさないことです。


スロースタート

でいきましょう。

 

ヨガレッスンもゆるめスタート

心身がびっくりしないように、当教室のレッスンも

ほぐす

ゆるめる

そしてちょっとずつ動く

 

そんな感じで1月は動きます。様子を見ながら、日常へ戻していきましょう。

若草がゆを食べるのも理にかなっているわけですね。張り過ぎないのがコツです。

自律神経を整える

交感神経優位の場合

ハレの日、イケイケ、いえーい!と楽しんだ方、食べすぎた方、
お子さんやお孫さんがいらしてがんばった方はリラックスを意識しましょう。

まずはゆっくり息を吐いて〜、吐いて〜、吸って〜と呼吸して筋肉がゆるむのを感じてみてください。

お風呂につかって呼吸するのも良いですね。

 


だらーっとリラックス

 

 

副交感神経優位の場合

ゆっくりしすぎてだるいよーという方は、小さな刺激を入れましょう。リラックスし過ぎると副交感神経が優位になり過ぎて重だるくなるのです。まして、今年は曇り空が多いので、自律神経のスイッチが切り替わりにくいです。

 

朝日を浴びる、歩く、運動するなどなど。気分が上がる音楽を聴くのも良いですね。


少し汗ばむくらい動きましょう。

あやめ池ヨガは1月5日から、オンラインヨガは1月7日から始めます。今年こそヨガを始めたい、またヨガを再開したいという方もご参加お待ちしております。

 

 

txet by Nao