大人女子に必要なこと〜筋肉、骨、動き

奈良市あやめ池とオンラインでヨガレッスンをしております、ヨガの和ほこほこのNaoです。

年末はいかがお過ごしでしょうか。
私は今週土曜日に下記の講座をオンラインで受講しました。

 

ミドルエイジの未来のために必要なボディワーク」

 

肩甲骨ヨガ®️を考案された峯岸道子先生の講座です。

 

ミドルエイジって何歳?

40代後半から70歳くらいまででしょうか。女性なら、更年期を経た中高年層です。この年代は

・老化をひしひしと感じるけれど、でもまだまだやりたいことはたくさんある

・育児はひと段落、孫の世話や介護あり

・年々、体の衰えを感じる年代だが、まだあきらめたくない

・いつまでも自分の足で歩きたい

 

そんな感じでしょうか。

筋肉は何もしなければ落ちる一方

20歳過ぎから筋肉は少しずつ落ちていきますが、加速するのが50歳です。昔は、50歳まで生きたら万々歳だったので困らなかったのですが、今は人生100年時代。動けない状態で長生きしても、生活の質は著しく低下しますよね。

女性の場合、閉経でエストロゲンの力もなくなるので、関節痛が増えます。肩、腰、膝、足首、指の関節など、あちこちが痛むというお声をよく耳にします。

筋肉で守るしかありません。中高年向けの筋トレの本がたくさん並ぶようになったのはこうした理由です。

 

 

女性は骨も弱る

エストロゲンは、古い骨を壊す働きをコントロールしています。更年期でエストロゲンが減少すると骨の形成サイクルが乱れ、骨量が減少します。

高齢の男性より、女性のほうが骨折した話を聞かないでしょうか。それはこういう理由からです。

骨の強さは刺激を与えることで保てます。

・歩く
・軽いジョギング
・片足立ち

などがオススメとされています。もちろんヨガにも片足立ち、その他、刺激が入りますからオススメです。痛みがないのであれば、寝たり座ったりばかりでなく、立位のポーズで骨に負荷をかけましょう。


注)この無料画像のモデルさんは靴下をはいていますが、脱いだほうが安全です

これ、できますか?

講座ではいくつかの動作をしました。

頭で考えないのがポイントです。

<その1>
膝を抱えて前後にゴロンゴロン

そこから両足を閉じたまま立ち上がる

 

<その2>

四つ這いでハイハイ

膝を5センチ浮かせてハイハイ
(赤ちゃんがよくやっていますね、けっこうきつい!)

 

<その3>
立った状態で右手を前に前に出していく

自然に体が左に回転する

右膝が自然に曲がる(曲がりますか?曲がらなければ膝を痛める原因に)

 

これらの動作は運動の連鎖で私たちが子どもの頃は自然にできていたことです。ところがいつからか、できなくなっていくのです。

年を重ね、うんこらしょとすることが増えますよね。動きがスムーズにできないことは怪我にもつながります。

上記以外にも様々なワークをしましたが、あれ?もっとスムーズにできていたはずなのに!というものがあれこれありました。参加者からの熱望もあり、また講座をしましょうかと先生がおっしゃっていたので、開催されれば参加しますね。

結論はシンプルです。動かなければ動けなくなる、ではないでしょうか。寝たまま、足上げ腹筋は大切な筋力トレーニングですが、人間は腹筋だけで生きていないので、ちゃんと動かないとなのです。

 

【 ヨガほこの筋活、骨活系レッスンは下記 】

大人女子の筋活エイジングヨガについてはこちら

アナトミック骨盤ヨガについてはこちら

 

 

参考:「いちばん親切な更年期の教科書」(高尾美穂著)
「背骨の医学」(山口正貴著)