ヨガは誰でもできます〜ハンディキャップヨガに参加してきました

奈良市あやめ池・学園前・大和西大寺エリアとオンラインでヨガレッスンをしております「ヨガの和ほこほこ」のNaoです。皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。

私は大阪・中之島で開催されたリバーサイドヨガに参加してきました。お天気に恵まれ、むしろ暑くてやばそうな感じ。ポカリスエットを携えて参戦。青空ヨガ棒関西で一緒に活動している京都のhana先生とバラ園で待ち合わせし、いざ会場へ。

都会のど真ん中にある中之島公園。緑にあふれ、風が気持ち良いオアシス。

リバーサイドヨガ

筋膜リリースヨガに参加

最初のお目当はMiwa先生の「筋膜リリースヨガ」。Miwa先生は鍼灸師さんでヨガ講師。北浜にスタジオがあるほか、日本でも有名なヨガサイト「ヨガジェネレーション」さんで、ヨガの先生たちに指導されています。

そんな有名な先生なんですが全くえらぶるところもなく、hana先生と私がヨガが始まる前に木陰で涼んでいると、なんとママチャリで到着。

hana先生が「あ、先生!」と声をかけると「おはようございますー!」と気さくにお話ししてくださいました。


(帽子をかぶっていたので変な髪型になっている私)

真ん中がMiwa先生です。筋膜リリースヨガは楽しい優しいリードで、あれ?めっちゃほぐれてる?とびっくりするほどの効果が。わたくし、ちょっと学びたいなと画策中です。

Miwa先生のスタジオ

お昼に仲間たちと再会

左からhana先生(京都)、あきえ先生(香川/オレンジヨガ)、香織先生(静岡/Studio椿

参加するハンディキャップヨガ®️は香織先生が誘導されます。あきえ先生と香織先生はハンディキャップヨガ®️の指導者です。愛がある素敵な先生たち。短い間でしたがたくさん励まされました。

そしてハンディキャップヨガ参加

ハンディキャップヨガ®️は肩甲骨ヨガやヨガ棒の創始者、峯岸道子先生が作られたヨガです。

日本の第二次ヨガブームの兆しのみえるころ、それまでの日本のヨガに「障がいのある方」に向けて…というものが無く、ヨガの先達たちも「障がいの重い方には無理」と言い放っていました。
ヨガはあらゆる人びとに有益だ、と言いながら、何故障がいのある方は除外されるのか?
ハンディキャップヨガの創始はそこからの疑問と問題提起から始まったようなものです。
ヨガは心と体をより深く繋いでいきます。そして心の揺らぎを止めていきます。yoga is for everyone!! それがハンディキャップヨガの始まりです。

呼吸をして、身体に意識を向け、動かしてみます。そうすると気持ちや身体がほっと温かく、ふわっと軽くなります。自分の中に様々な気づきを得る機会をハンディキャップヨガは実践していきます。

ヨガはとても個人的で、そして主体的な心身のプラクティスです。一人ひとり、顔や生き方が違うように、皆、違うアプローチで良いのです。ハンディキャップヨガは、所謂ヨガのポーズを実行することを第一義にはしていません。それぞれの方の夫々の身体の中に、未だかつてなかった巡りやエネルギーの流れを生み出していくことが大切なのです。こうした、医療や運動とは異なる体内組織内の巡りやエネルギー、心の安定や安らぎを見出す事、そのことが正にヨガなのです。

峯岸先生のサイト/ハンディキャップヨガの説明より

みんなで円になり楽しくヨガをしましたよ。

ヨガは誰でもできる

私は去年から放課後デイで月に1回、中高生とヨガをしています。出たとこ真剣勝負で、ヨガ講師としてはいつも滝汗。子どもたちは私の先生です。

大人女子の教室にもいろんな方が来られます。

身体的なことで言えば

・膝が痛い
・腰が痛い
・五十肩で肩が痛い・・・・
・更年期障害
・自律神経失調症

胃炎に腸炎にPMS(月経前症候群)、月経痛、不妊、癌経験者、めまいに耳鳴り。

精神的なことで言えば

・落ち込みやすい
・自分に自信がない
・介護や育児の悩み
・鬱っぽい

私自身、難病指定されている潰瘍性大腸炎患者になり20年。パニック障害歴も15年。薬がない生活は長年ありません。潰瘍性大腸炎が悪化している時は毎日おかゆかうどんです。体力も奪われます。

だからこそ身体を整える術として、心の安定剤としてヨガは大切なセルフケアです。みんなそれぞれ何かあります。それが人生だから。あなただけではありません。共感してくれる仲間もできます。

ヨガではなくてもいいです。自分をなでなでして、ケアする術は持たれてください。坂道を転げ落ちそうになる時に支えてくれるものを。

最後に自分を支えられるのは自分しかいません。

一般的なヨガスタジオは気が引けるなあという方、ヨガは誰でもできますし、私はそれがモットーです。何もせずただガイドに耳を傾けたり(ヨガニードラ)、ゆっくりじんわりポーズをとってだらっとする休息のヨガもあります。

気軽に参加していただけたらと思います。また、出張もしますのでご相談くださいね。


text by Nao