運動は薬?「脳を鍛えるには運動しかない」

奈良市あやめ池、西大寺、学園前エリアとオンラインでヨガレッスンをお伝えしておりますヨガの和ほこほこのNaoと申します。

わたくし、家だといろんな誘惑や細々した仕事があり、ゆっくり読書ができないので外で本を読みます。今日、某カフェで読んでいたのがこちらです。

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こちらの本は春にオンラインでのヨガフェスタで小児科医であり、ヨガインストラクターの積田綾子先生が紹介されていました。積田先生は2017年米国最先端の自閉症施設にインターンシップしたことをきっかけに、ストレスについての包括的アプローチを学ばれ、東京で生活介護事業所サクラボテラスを運営されています。

 

 

ヨガをした後のスッキリ感は気のせいではない

訳文が苦手な私ですがワクワクしながら半分読み終えたところで今日はおしまい。

子どもたちの成長をうながし、学習能力を高めるために運動は不可欠であること
実際、アメリカの高校では授業前の運動で飛躍的に学生たちの成績が向上した事例がたくさんあること

大人になっても脳は成長し続けること

ストレスを解消するために運動は必須であり、その成果は様々な研究で明らかとなっていること

など現代を生きる私たちに大切はヒントがたくさん書かれています。

帯に書かれている文言をシェアさせていただきます。

 

 

運動の第一の目的は脳を育ててよい状態に保つことにある。

  運動はたんに必要なだけじゃない。本書で明らかなように運動は薬なんだ
(グレッグ・レモン/ツール・ドフランス個人総合優勝を3度達成)

本書が謳うように「あなたには自分の脳を変える力がある」。やるべきことはランニングシューズの紐を結ぶことだけだ!
(エドワード・ロウウェル医師)

(「脳を鍛えるには運動しかない」帯より引用)

 

つまり

ヨガをした後のスッキリ感は気のせいではない

ということですね。

 

運動をすると脳幹を中心として

「体の調子を整える=前庭自律神経反射」

「脳の調子を整える=脳幹網様体」

という前庭自律神経反射と覚醒の調節機能が発動するため、脳と体の気分の調整に作用し、心身ともにリフレッシュした状態 になります。

「子どもの発達障害と感覚統合のコツがわかる本」(前田智行/ソシム)より引用

 

私の体験 パニック障害からの回復

パニック障害を発症したのが2009年あたり。過呼吸発作が一日に何度も起こり、外出どころかお風呂にも3ヶ月入れませんでした。そんな時、YouTubeで見かけたアーティストの生き様に勇気をもらい、その人のコンサートに行ってみたいと一念発起。

そこからです。

少しずつのヨガから始め、エクササイズDVD、筋トレ、ヨガを家でし続けました。発作はほぼ出なくなり、自分が少しずつ治っているという実感が持てるようになりました。もちろん治療薬の効果もあるのですが、それを支えたのは運動でした。

 

運動はスポーツではなくフィットネス

健康。また、健康や体力の維持・向上を目的として行う運動。(デジタル大辞泉)

今までは体だけでしたが、現在はウェルビーイングという言葉からもわかるように心と身体、両方のの健康も含んでいると思います。

ヨガもフィットネスですね。

忙しい毎日の中でヨガを継続していくのは大変なことは重々わかります。ヨガではなくていいです。人間は「動物」です。動くことを思い出されてくださいね。その努力があなたの心身の健康を改善し、保ちます。

Text by Nao